セラミックの通院回数は何回?|名古屋で整理する回数の決まり方|名古屋の歯医者|エデンデンタルオフィスのブログ

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セラミックの通院回数は何回?|名古屋で整理する回数の決まり方

通院回数は「仮歯でどこまで仕上がりを確かめるか」で変わります

セラミックの通院回数は、神経の処置が要らない歯1本なら、型取りと装着の2回が基本です。ただし、ここに「仮歯で最終的な形を確かめる工程」をどこまで重ねるかで、回数は1〜2回ほど増減します。回数は素材ではなく、仕上がりをどこまで詰めるかという考え方で決まります。

愛知県名古屋市中区(栄・伏見エリア)にあるEden Dental Officeでは、セラミックの通院回数を、患者さんのご希望に合わせて調整しています。早く終えたい方は最小限の回数で、しっかり納得して仕上げたい方は確認の工程を足して。この記事では、なぜそのように回数が変わるのかを、できるだけかみ砕いて整理します。

なぜ回数が変わるのか:仕上がりを「いつ確かめるか」の違い

通院回数のばらつきは、技術の差でも素材の差でもありません。最終的な被せ物の形を、どの段階で確認するかの違いです。

「型を取って、作って、入れるだけ」だと、後から気になることが出やすい

セラミックの被せ物を、型を取り、反対側の歯型と噛み合わせを記録し、それをもとに製作して装着する——この流れだけでも、被せ物自体は完成します。神経の処置が要らない単独の歯なら、2〜3回・2〜3週間が一般的な目安です。

ただ、この「作って、すぐ入れる」進め方には、見落とされがちな弱点があります。完成して装着したあとに、患者さんから「舌に当たる感じが気になる」「ここが少し出っ張っている気がする」「もう少しこうしたかった」という声が出やすいのです。装着後では、被せ物を削って微調整するか、作り直すかしか選べません。セラミックは費用のかかる治療なので、作り直しとなれば、もう一度費用がかかってしまうこともあります。

当院の考え方:仮歯で形を確かめ、OKなら同じ形のまま置き換える

そこで当院では、仮歯(最終的な被せ物が入るまでの仮の歯)の段階で、実際にその形を使っていただきます。噛み心地、舌触り、清掃のしやすさ、見た目。これらをご自身で評価していただき、「これで良い」と納得できた形を、そのままセラミックに置き換える——という進め方をおすすめしています。

最終的な被せ物の形を、仮歯のうちに患者さんご自身に確認していただく。この一手間があることで、「思っていたのと違う」を装着後ではなく、もっと前の段階で防ぎやすくなります。仮歯そのものの役割や質については → セラミックの仮歯の必要性と質 の記事で整理していますので、あわせてご覧ください。

だから回数は「確認をどこまでするか」で決まる

この考え方に立つと、通院回数の決まり方が見えてきます。

  • 確認を重ねる必要がなければ:基本は2回(型を取り、次の回で装着)
  • 仮歯で機能や見た目をしっかり確かめる場合:プラス1〜2回

特に複数の歯や全体を治療する場合は、仮歯を使って発音やお口の機能、舌触り、そして見た目まで「すべて問題ない」と確認してから最終のセラミックへ進みます。そのぶん、1〜2回多くかかることがあります。一方で、「そこまで細かく気にしないので、なるべく早く終えたい」というご希望であれば、2回で仕上げる場合もあります。

なお、製作の方法によっても回数は変わります。院内の機械でその場に削り出す即日法は、条件がそろえば1回で完結することもあります。ただし、2024年に複数の研究をまとめた分析(Wierichs ら, Dental Materials誌)では、即日に削り出した被せ物は、技工所で製作したものより長期の予後がやや劣る傾向(失敗リスクが約1.3〜1.8倍)も示されています。早さと、確認を重ねた仕上がりは、ときに引き換えになるということです。

治療全体がどう進むのかを先に知っておくと、回数の意味が腑に落ちやすくなります。流れの全体像は → セラミック治療 のページでも整理しています。

「回数が少ない=得」とは限らない

セラミックの通院回数について、判断を誤りやすいポイントを整理します。

回数を削ると、後でかえって費用がかかることがある

「早く終わるほど良い」と感じる方は多いですが、確認の工程を省いて装着まで進むと、あとから「もう少しこうしたかった」となったときに、調整や作り直しが必要になることがあります。自費のセラミックは、作り直しになれば再び費用がかかる場合があります。仮歯の段階でしっかり形を確かめておくことは、結果的にやり直しを避け、費用と時間のムダを減らすことにつながります。

回数は、患者さんの希望で調整できる

通院回数は、全員一律ではありません。

  • 細部まで納得して仕上げたい方 → 確認の工程を足し、プラス1〜2回
  • 大きなこだわりはなく、早く終えたい方 → 2回で仕上げる場合もある

どちらが正しいということはなく、ご希望をうかがいながら工程を組み立てます。だからこそ、初回のご相談で「どこまで確認したいか」をすり合わせておくことが大切です。

期間・費用には幅があることも知っておく

仮歯で確認する回数のほか、被せ物の製作には技工所で1〜2週間ほどかかります。これは精密に作るための時間で、患者さんの努力で短縮できるものではありません。費用や期間は歯の状態やご希望によって幅があり、すべての方が最短回数で終わるわけではありません。実際の回数は、診査・診断を受けたうえで確認されることをおすすめします。

回数は「やり直しを防ぐための確認の数」

日々の診療で、他院でセラミックを入れたあとに来院される方から、「入れてもらったけれど、もう少しこうしたかった」というお悩みをうかがうことが少なくありません。色や形、噛んだときの違和感、舌に当たる感触。装着してから気づくと、削って調整するか、作り直すかになり、作り直しには再び費用がかかります。こうしたケースを数多く拝見してきたことが、当院が仮歯での確認を重視する理由です。

この「仮歯で最終形をリハーサルする」という発想は、アメリカの大学院で補綴(ほてつ:被せ物や噛み合わせを専門とする分野)のトレーニングを受けるなかで、強く根づいたものです。海外の補綴では、仮歯は最終的な被せ物の”試走”と位置づけられます。実際にお口の中で使い、形・機能・見た目を確かめ、問題があれば最終装着の前に直す。回数は「減らすほど良いもの」ではなく、後悔ややり直しを前もって防ぐための確認の数だ、という考え方です。

ですから当院では、通院回数を「最終的なゴールから逆算した設計の結果」として捉えています。最短で何回終わるか、ではなく、その仕上がりにご納得いただくために、どこまで確認の工程を置くか。名古屋・栄・伏見で治療を検討される方にも、まずはこのご希望のすり合わせからお話しします。流れ作業で本数をこなすのではなく、その人にとっての”ちょうどよい確認の回数”を一緒に決めていく、という姿勢です。

通院回数は「納得して仕上げるための工程」

セラミックの通院回数は、神経の処置が要らない単独の歯なら2回が基本です。そこに、仮歯で仕上がりを確かめる工程をどこまで重ねるかで、1〜2回ほど増減します。回数の少なさだけを基準にするのではなく、「自分はどこまで確認して仕上げたいか」という視点で考えると、迷いが整理しやすくなります。早く終えたい方にも、じっくり納得したい方にも、それぞれに合った回数の組み立て方があります。

よくあるご質問(Q&A)

Q1. セラミックは最短で何回の通院で終わりますか? 神経の処置が要らない単独の歯であれば、型を取る回と装着する回の2回が基本です。確認を重ねる必要がなければ、この回数で仕上がります。院内で削り出す即日法が使えるケースでは、1回で完結することもあります。

Q2. 仮歯では、具体的に何を確認するのですか? 噛み心地、舌に当たる感触、清掃のしやすさ、見た目などです。特に複数の歯や前歯では、発音やお口全体の機能まで確認します。これらがすべて問題ないと納得できた形を、そのまま最終のセラミックに置き換えます。確認の項目が多いほど、回数は1〜2回増えることがあります。

Q3. なるべく早く終わらせたいのですが、回数を減らせますか? ご希望に応じて、2回で仕上げる進め方も可能です。ただし、装着後に「もう少しこうしたかった」と感じても、その時点では調整か作り直しになります。回数を減らすことと、後から修正する余地が少なくなることは、セットで考えていただくと安心です。

Q4. 作り直しになると、費用は再びかかりますか? 自費のセラミックでは、作り直しの際に再び費用がかかる場合があります。仮歯の段階でしっかり形を確かめておくことは、こうした二重の費用を避けるための工程でもあります。名古屋市中区の当院でも、この確認を大切にしています。


通院回数は、治療全体の流れの一部です。噛み合わせの調整や削る量も含めて、治療がどう進むのかを通して知りたい方は、こちらもご覧ください。 → セラミック治療の流れ・通院・削る量について

仮歯で確かめる項目のうち、噛み合わせが気になる方は → セラミックの噛み合わせ調整の重要性 もあわせてどうぞ。回数とあわせて読むと、なぜ確認の工程が必要なのかが整理しやすくなります。

監修者情報

EDEN DENTAL OFFICE (エデン デンタル オフィス)

院長 村井亮介

名古屋中区の伏見駅から徒歩2分の「エデンデンタルオフィス」では、米国補綴専門医の資格を持つ院長が、10年、20年先を見据えた精密な治療を提供します。歯科医院特有の緊張感を和らげるため、家族のように寄り添う丁寧な対話を重視。患者様の背景や「どうなりたいか」という想いを深く汲み取り、できる限りの最高の治療クオリティーを常に心掛けております。

経歴

  • 愛知学院大学歯学部歯学科卒業
  • 大手歯科医療法人勤務
  • インディアナ大学歯学部補綴科卒業

資格

  • 米国補綴専門医

所属学会

  • 日本補綴歯科学会
  • ACP american academy of prosthodontics member
  • ITI international team
    for implantology 会員
  • AO academy of
    osseointegration 会員

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