名古屋 インプラント前に行うGBRとは?|骨が足りない場合の骨造成を解説|名古屋の歯医者|エデンデンタルオフィスのブログ

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名古屋 インプラント前に行うGBRとは?|骨が足りない場合の骨造成を解説

名古屋でGBRが必要かどうかは「骨量」だけで決まるわけではない

GBRとはGuided Bone Regeneration(骨再生誘導法)の略で、骨が不足している部位に骨を再生させる外科処置を指します。

しかし、名古屋でGBRを検討する際に最も重要なのは「骨を増やすかどうか」ではありません。

本当に重要なのは次の3点です。

・現在の骨の幅や高さ

・噛み合わせ(咬合)の力の分布

・将来の長期安定

例えば、インプラントの一般的なサイズは次の通りです。

・直径:4mm前後

・長さ:10mm前後

このインプラントを安全に支えるためには、周囲に約1.5〜2mmの骨が必要とされています。

つまり理想的な骨幅は次のようになります。

インプラント 4mm

骨の余裕 2mm+2mm

合計 約8mmの骨幅

ところが、歯を失って数年経過すると骨幅は次のように減少します。

・抜歯直後:約7〜8mm

・数年後:4〜5mm

このようなケースでは骨幅が3mmほど不足します。

この不足部分を再生させる手術がGBRです。

 

GBRの仕組み:骨を再生させる医学的メカニズム

名古屋でGBRという言葉を初めて聞いた方の多くは、「骨は本当に増えるのか」という疑問を持ちます。

GBRは骨補填材と特殊な膜を使い、骨の再生を誘導する外科処置です。

GBRの基本構造は次の3つです。

・骨補填材

・メンブレン(再生膜)

・患者自身の骨(必要に応じて)

骨補填材とは、骨の再生を助ける材料です。

主に次の種類があります。

・自家骨(自分の骨)

・人工骨

・動物由来骨

再生膜とは、骨の再生スペースを守る膜です。

歯肉細胞は骨細胞よりも増殖速度が速く、約10倍の速度で増えると言われています。

そのため、膜がないと骨ができる前に歯肉が入り込み、骨の再生スペースが失われてしまいます。

GBRでは次のような処置が行われます。

①骨補填材を不足部位に配置

②再生膜で覆う

③歯肉で閉鎖

骨再生の期間は一般的に

約3〜6か月

です。

臨床的には次の程度の骨増生が期待されます。

横方向(骨幅)

・2〜4mm

縦方向(骨高さ)

・1〜3mm

例えば骨幅4mmのケースでは、GBR後に7mm程度まで増えることがあります。

名古屋でもGBRを併用したインプラント治療は増えていますが、骨再生量には個人差があります。

骨密度や血流、喫煙習慣なども再生に影響します。

そのため、CTによる骨量評価と治療計画が非常に重要になります。

CTとは三次元で骨量を測定できる歯科用画像診断装置です。

名古屋でGBRの説明を受けた場合、CTによる骨幅・骨高さの数値を確認することが判断材料になります。

GBRの注意点:骨を増やせば必ず安定するわけではない

GBRを検討する際に重要なのは、GBRが万能ではないという理解です。

骨を増やす処置には限界があります。

臨床的なGBRの限界は次の通りです。

横方向の骨増生

・2〜4mm

縦方向の骨増生

・1〜3mm

それ以上の骨欠損がある場合は、別の治療計画を検討することもあります。

またGBRにはいくつかのリスクがあります。

・術後腫脹

・感染

・膜露出

特に膜露出とは、再生膜が歯肉から露出する状態です。

膜露出が起こると骨再生が阻害される可能性があります。

さらに重要なのは、GBRを行って骨が増えても、噛み合わせ設計が適切でなければ長期安定しないことです。

臼歯部では咬合力は体重の2〜3倍に達します。

体重60kgの人では、噛む力は約120〜180kgに達することがあります。

この力がインプラントに集中すると骨吸収が起こることがあります。

そのため補綴治療では次の設計が行われます。

・咬合接触の調整

・力の分散

・インプラント位置の最適化

名古屋でGBRを検討する際には、骨量だけでなく力の設計も重要な視点です。

GBRが必要かどうかを判断する診断

名古屋で診療をしていると、GBRについて相談される方の多くが「骨が足りないと言われた」という理由で来院されます。

しかし実際の診断では、骨量だけでは判断しません。

補綴学では次の3つを重視します。

・骨量

・咬合力

・歯列全体のバランス

CTで骨量を測定すると、同じ骨幅でも治療方針が変わることがあります。

例えば

骨幅5mm

という数値だけを見ると、GBRが必要に見える場合があります。

しかし実際には

・インプラント径を変更

・埋入角度の調整

・咬合力の分散

などでGBRを回避できるケースもあります。

日常診療では、再治療症例を診る機会も少なくありません。

その中で感じるのは、骨量不足よりも診断不足が原因のケースです。

過去に診た症例では、GBRを伴うインプラントが数年で骨吸収を起こしていました。

CTを確認すると骨量は十分でしたが、咬合力の方向が考慮されていませんでした。

補綴治療では、咬合とは上下の歯が接触する機能を意味します。

噛み合わせの方向が適切でないと、骨量があってもインプラントに負荷が集中します。

アメリカの補綴教育では、インプラントは外科処置よりも補綴設計の問題として議論されることが多い印象があります。

骨を増やす技術よりも、力の分散設計が長期安定に影響すると考えられているためです。

名古屋でも、骨量だけで治療計画を決めるのではなく、咬合設計を含めた診断が重要です。

まとめ:名古屋でGBRを考えるときの判断の整理

名古屋でGBRを検討する際に重要なのは、次のポイントです。

GBRは

・骨が不足した部位に骨再生を誘導する治療

・骨幅を2〜4mm程度増やすことが多い

・骨再生には約3〜6か月必要

しかし治療計画では次の視点も重要です。

・CTによる骨量診断

・咬合力の分散

・長期的な機能回復

補綴治療では、単にインプラントを入れることが目的ではありません。

食事を楽しめる口腔機能を長く維持することが重要です。

名古屋でGBRを検討する際には、骨量だけではなく診断と設計の視点を含めて理解することが判断材料になります。


 

骨不足や持病など、難しいケースを総合的に整理したい方は、【名古屋でインプラントが難しいと言われた方へ】をご覧ください。


監修者情報

EDEN DENTAL OFFICE (エデン デンタル オフィス)

院長 村井亮介

名古屋中区の伏見駅から徒歩2分の「エデンデンタルオフィス」では、米国補綴専門医の資格を持つ院長が、10年、20年先を見据えた精密な治療を提供します。歯科医院特有の緊張感を和らげるため、家族のように寄り添う丁寧な対話を重視。患者様の背景や「どうなりたいか」という想いを深く汲み取り、できる限りの最高の治療クオリティーを常に心掛けております。

経歴

  • 愛知学院大学歯学部歯学科卒業
  • 大手歯科医療法人勤務
  • インディアナ大学歯学部補綴科卒業

資格

  • 米国補綴専門医

所属学会

  • 日本補綴歯科学会
  • ACP american academy of prosthodontics member
  • ITI international team
    for implntology 会員
  • AO academy of
    osseointegration 会員

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