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ホワイトニングの白さはどのくらい続く?後戻りと食事の注意
ホワイトニングの白さは、少しずつ戻っていきます
この記事でわかること
- ホワイトニングの白さが戻る3つの理由
- 施術後24時間の食事の注意
- 白さを長く保つためのお手入れ
ホワイトニングで白くなった歯は、どのくらいその白さが続くのでしょうか。名古屋でホワイトニングを受けた方から、施術のあとに特に多くいただくのがこの質問です。
先にお伝えすると、ホワイトニングの白さは、時間とともに少しずつ戻っていきます。これを「後戻り」と呼びます。ただ、すぐに元の色に戻るわけではありません。ホームホワイトニングでは、白さが1〜2年ほど保たれたという報告が多くあります。
どのくらいで戻るかは、方法と生活習慣によって大きく変わります。一般的には、オフィスホワイトニングのほうが戻りやすく、ホームホワイトニングのほうが長く保たれやすい傾向があるとされています。コーヒーや紅茶、赤ワインをよく飲む方や喫煙される方は、戻りが早くなりやすいです。
後戻りには、実は性質の違う3つのものが含まれています。1つめは施術直後の乾燥による白さが落ち着くこと、2つめは歯の表面に新しい着色がつくこと、3つめは年齢とともに歯そのものの色が変わることです。それぞれ仕組みが違うため、対策も変わります。ホワイトニングで分解した色素そのものが、元の形に戻ってくるわけではありません。

「どのくらい続くか」の答えが人によって違うのは、この3つの影響の大きさが一人ひとり違うためです。同じ日に同じ方法で白くしても、半年後の白さには差が出ます。
名古屋・伏見のEden Dental Officeでは、施術の前に色見本で今の色を確かめ、明るくなる幅の目安(1〜2トーン程度)をお伝えしています。施術後もご希望に応じて色見本で確認しておくと、その後の白さの変化を比べやすくなります。
白さがどのくらい続いたかを比べるときは、施術直後の色ではなく、色が落ち着いたあとの色を基準にするのがよいと考えられています。その理由は、次の章で説明する「乾燥による白さ」にあります。
このページでは、白さが戻る仕組みを時期ごとに説明し、そのうえで施術後の食事の注意と、白さを長く保つためのお手入れをお伝えします。
ホワイトニングの種類と料金は、以下のページにまとめています。
なお、詰め物や被せ物はもともとホワイトニングで白くならないため、ここでいう後戻りは、ご自身の歯の色の変化のことを指しています。
後戻りがあると聞くと、受けても意味がないように感じるかもしれません。白さは一度で終わりではなく、少しずつ戻ってくる分を、定期的に補っていくという考え方で付き合っていくものです。効果の出方や持ち方には個人差があります。
施術直後から2週間ほど|乾燥による白さと、表面の膜

施術直後は、乾燥で実際より白く見える
オフィスホワイトニングの直後は、歯が実際よりも白く見えていることがあります。施術の間、口を開けたままにしているため、歯の表面が乾燥しているからです。
エナメル質は、細かな結晶がぎっしり並んだ構造で、結晶の間のわずかなすき間には、ふだんは水分が入っています。乾燥すると、このすき間の水分が空気に置きかわります。
光は、性質の違うものの境目で曲がったり散らばったりします。結晶と水の間では光はあまり散らばりませんが、結晶と空気の間では大きく散らばります。光がたくさん散らばると、歯は白っぽく、不透明に見えます。
光の曲がりやすさは屈折率という数値で表され、エナメル質の結晶はおよそ1.6、水は約1.33、空気は1.0とされています。結晶と水の差より、結晶と空気の差のほうが大きいため、乾いた歯のほうが光が散らばりやすくなります。
唾液で水分が戻ると、少し色が戻る
施術のあと、唾液にふれてすき間に水分が戻ると(再水和)、光の散らばり方は元に戻り、乾燥による白さは消えていきます。これは色素が戻ったのではなく、見え方が元に戻ったものです。抜いた歯を使った実験でも、乾燥させて白く見えた歯が、水分を戻すと元の色に戻ったという報告があります。

施術の翌日に「少し戻った」と感じる方がいるのは、この変化によるものが多いと考えられます。オフィスホワイトニングが「戻りやすい」と言われる理由の一部も、ここにあります。ホームホワイトニングは唾液のある口の中で行うため、乾燥による白さが混じりにくい方法です。
この変化は、施術後しばらくかけて落ち着いていくとされています。そのため、ホワイトニング後の本当の色は、数日から2週間ほどたってから確かめるのがよいと考えられています。当院では、施術後の色見本での確認はご希望に応じて行っています。
オフィスの直後に、白い点や帯が一時的に目立つこともあります。もともと歯にある、ミネラルの少ない部分が乾燥で強調されたもので、水分が戻ると数日でなじむことが多いです。ミネラルの少ない部分はすき間が多く、乾くと空気が入りやすいため、周りより白く見えます。
表面の膜(ペリクル)と、施術直後の着色
歯の表面は、ペリクル(唾液中のたんぱく質でできた、ごく薄い膜)で覆われています。ペリクルは歯を酸から守る一方で、飲食物の色素がくっつく足場にもなります。
施術前の清掃や薬剤によって、ペリクルは一時的に取り除かれます。ペリクルは唾液にふれると数分で作られ始めますが、元の状態に整うまでには時間がかかります。この間は、歯の表面が色素にふれやすい状態になると考えられています。ペリクルそのものは歯を守る大切な膜で、なくなればよいというものではありません。
施術後24時間は色の濃い飲食物を控えていただくようお願いしているのは、このためです。研究では、食事を制限してもしなくても結果に大きな差は出なかったという報告もあります。それでも施術直後の歯の表面は変化しやすい状態のため、当院では念のため控えていただいています。
酸っぱい飲食物を施術の直後に控えていただくのも、歯の表面を守るためです。酸は歯の表面のミネラルを一時的に溶かし、しみやすさを強めることがあります。
ホームホワイトニングでは、マウスピースを外すたびに、この「施術直後」に近い状態が毎日くり返されます。期間中は、外したあとしばらく色の濃い飲食物を避けるようにすると、着色の影響を受けにくくなります。
数か月から数年|着色の再付着と、年齢による変化

着色が再びつく仕組み
ホワイトニングで分解した色素は、元には戻りません。白さが戻っていく主な理由は、毎日の飲食で新しい色素がつくことです。歯の外側からつくこうした着色は、ステインと呼ばれます。
湯のみの内側に茶渋がつくのと、似たことが歯の表面でも起こっています。ただし歯の表面には唾液の膜があり、色素はまずこの膜にくっついてから、少しずつ定着していきます。
コーヒーや紅茶、赤ワインに含まれるタンニン(ポリフェノールの一種)は、たんぱく質と結びつきやすい性質があります。そのため、歯の表面のペリクルのたんぱく質にくっつき、着色の土台になると考えられています。
カレーのスパイスや、しょうゆ、ソースなどに含まれる色素(色のもとになる分子)も、ペリクルに少しずつ取り込まれます。時間がたつと、表面の着色の一部は、エナメル質の細かなすき間にも入り込んでいきます。
ホワイトニングの直後のエナメル質は、表面がわずかに変化して、色素を取り込みやすくなるという報告もあります。この変化は、唾液に含まれるカルシウムなどのミネラルによって、時間とともに整っていくとされています。
たばこのヤニも、歯の表面に強く付着します。喫煙される方とされない方を比べた研究では、1年後に少し色が戻っていた歯も、歯科医院でのクリーニングで表面の着色を落とすと、白さが保たれていたという報告があります。後戻りの多くは、表面の着色によるものだと考えられています。つまり、戻った白さの一部は、クリーニングで取り戻せる可能性があります。
どの方法を選ぶかで、白さの持ち方も変わります。オフィス・ホーム・デュアルの違いは、以下の記事で比べています。
ホームのほうが長持ちしやすい理由
ホームホワイトニングは、唾液のある口の中で行うため、乾燥による見かけの白さが混じりにくい方法です。また、低い濃度の薬剤でも、合計で長い時間ふれ続けるため、歯の内側の象牙質(エナメル質の内側の層)まで反応が進みやすいと考えられています。
歯の色は、半透明に近いエナメル質を通して見える、象牙質の色に大きく左右されます。象牙質まで反応が進んでいると、表面に少し着色がついても、歯全体の明るさは保たれやすくなります。もとの変色が強い歯ほど白さが戻りやすい、という報告もあります。
年齢とともに、歯そのものの色も変わる
歯の内側では、一生を通じて二次象牙質(歯が生えそろったあとに、内側に少しずつ作られる象牙質)が積み重なっていきます。象牙質が厚くなると、歯の色は黄みや濃さを増していくとされています。その分、歯の中心にある歯髄の空間は、年齢とともに少しずつ狭くなっていきます。
同時に、表面のエナメル質は、かむことや歯みがきで長い年月をかけて少しずつすり減り、薄くなります。エナメル質が薄くなると、内側の象牙質の色が透けやすくなり、歯は黄色っぽく見えるようになります。
年齢による黄みは、歯の内側の色によるものなので、歯みがきやクリーニングでは落ちません。一方で、ホワイトニングの薬剤は象牙質の色素にも働くため、年齢を重ねた方でも明るくできることは多くあります。
この変化はホワイトニングとは関係なく、ゆっくり続きます。白さを保つには、この年齢による変化も見込んで、定期的に補っていく考え方が必要です。歯の色が変わる原因は、以下の記事で詳しく説明しています。
白さを長く保つための、食事とお手入れ
施術後24時間に控えていただきたいもの
- コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶、コーラ、赤ワイン
- カレー、ケチャップ、しょうゆ、ソース、トマトソースなど色の濃い食べもの
- チョコレート、ベリー類
- たばこ、葉巻
- 色の濃いうがい薬
施術の直後は、柑橘類、炭酸飲料、お酢を使った料理、スポーツドリンクなどの酸っぱい飲食物も控えてください。色の薄い飲み物でも、酸が強いものは歯の表面を一時的に弱め、しみやすさにつながることがあります。

食べてよいもの
白いものや色の薄いものは、施術当日でも食べていただけます。白米、パン、うどん、鶏肉や白身魚、豆腐、牛乳、水などです。施術当日の夕食は、これらを中心にすると選びやすくなります。
どうしてもコーヒーを飲みたい場合は、ストローを使うと前歯の表面にふれる量を減らせます。飲んだあとに水で口をすすぐと、ペリクルにくっつく前に色素の一部を流すことができます。24時間を過ぎたら、普段どおりの食事に戻して構いません。
24時間を過ぎてからの飲み方の工夫
着色は、色素が歯にふれている時間と回数が多いほどつきやすくなります。同じ1杯のコーヒーでも、長い時間をかけて少しずつ飲むと、歯が色素にふれている時間が長くなります。
色の濃い飲み物をよく飲む方は、日ごろからストローを使ったり、飲んだあとに水を一口飲んだりする習慣をつけると、白さが長持ちしやすくなります。乾杯のワインや食後のコーヒーを楽しむこと自体は、問題ありません。
毎日のお手入れ
毎食後の歯みがきで、ペリクルにくっついた色素を、しっかり付着してしまう前に落とします。研磨剤の強い歯みがき粉で強くこすると、歯の表面に細かな傷がつき、かえって着色しやすくなることがあります。やわらかめの歯ブラシで、やさしくみがいてください。
ホワイトニング用として売られている歯みがき粉は、主に表面の着色を落とすためのものです。毎日のお手入れの助けにはなりますが、歯の内側の色素を分解するものではありません。
ホームホワイトニングの期間中は、前の章で書いたとおり、マウスピースを外したあとの飲食に気をつけてください。装着を夜、寝る前の歯みがきのあとにすると、飲食の時間と重なりにくくなります。
歯科医院での定期的なケア
名古屋のEden Dental Officeでは、白さを保つために3〜6か月ごとのクリーニングや、追加のホワイトニングをお勧めしています。色の濃い飲み物をよく飲む方や喫煙される方は短めの間隔、そうでない方は長めの間隔を目安にしています。

クリーニングで落とせるのは、歯の表面についた着色までです。歯の内側の黄みが戻ってきた場合や、年齢による変化が進んだ場合は、追加のホワイトニングで補います。どちらが原因で色が戻っているかを、来院の際に確かめます。
ホームホワイトニングのマウスピースをお持ちの方は、白さが戻ってきたと感じたときに、ジェルを追加して使う方法もあります。最初のホワイトニングほど期間をかけなくても、白さを取り戻しやすいのが利点です。白さが戻ってきたと感じたら、早めに補うほうが、短い期間で取り戻しやすくなります。
定期的に来院していただくと、虫歯や歯周病の早期発見にもつながります。ホワイトニングをきっかけに、お口全体の状態を見直していただければと思います。
詰め物や被せ物は、ホワイトニングで白くなりません。周りの歯の白さが戻ってくると、色の差の見え方も変わります。
まとめ|名古屋でホワイトニングの白さを長く保ちたい方へ
ホワイトニングの白さが戻るのには、施術直後の乾燥による白さが落ち着くこと、飲食や喫煙で表面に新しい着色がつくこと、年齢とともに歯の色が変わることの3つが関わっています。戻り方は、オフィスかホームか、そして毎日の習慣によって変わります。
施術後24時間は色の濃い飲食物を控え、その後も毎日のお手入れと3〜6か月ごとの定期的なケアを続けることで、白さを保ちやすくなります。名古屋・伏見のEden Dental Officeでは、施術後の注意と、白さを保つための通い方もご説明しています。
白さを長く保てるかどうかは、どの方法を選ぶかに加えて、施術後の毎日の過ごし方で大きく変わります。無理のない範囲で、できることから続けてください。
施術の翌日に少し色が戻ったように見えても、多くは乾燥による白さが落ち着いたものです。色は数日から2週間ほどたってから確かめ、そのあとの変化を見ながら、補う時期を一緒に決めていきます。
当院(名古屋・伏見)では、初めてのご相談は無料です。ホワイトニングの種類と料金、受けられない方の条件は、以下のページにまとめています。
よくあるご質問
Q1. ホワイトニングの効果は、何年くらい持ちますか?
方法と生活習慣によって大きく変わり、一概には言えません。ホームホワイトニングでは1〜2年ほど保たれたという報告が多くありますが、定期的なクリーニングや追加のホワイトニングを続けることが前提になります。
Q2. 施術の翌日に、少し色が戻った気がします。失敗ですか?
施術直後は歯が乾燥していて、実際より白く見えていることがあります。水分が戻ると見え方が落ち着くため、色は数日から2週間ほどたってから確かめるのがよいと考えられています。
Q3. 施術後、何時間たったらコーヒーを飲めますか?
24時間ほどは控えていただくのが目安です。どうしても飲む場合は、ストローを使い、飲んだあとに水で口をすすいでください。
Q4. ホワイトニング後に、たばこは吸ってもよいですか?
施術後24時間は控えてください。たばこのヤニは歯の表面に強く付着し、喫煙を続けると白さの戻りが早くなる傾向があります。
Q5. 白さが戻ってきたら、また最初からやり直しですか?
最初のホワイトニングほど時間をかけなくても、追加のホワイトニングで白さを取り戻しやすくなります。ホームのマウスピースをお持ちであれば、ジェルの追加だけで済むこともあります。
Q6. 年齢を重ねても、ホワイトニングはできますか?
受けられることが多いですが、歯ぐきの下がりやすり減りがある方は、しみやすい傾向があります。年齢による変色の程度によって、明るくなる幅には個人差があります。
監修者情報

EDEN DENTAL OFFICE (エデン デンタル オフィス)
院長 村井亮介
名古屋中区の伏見駅から徒歩2分の「エデンデンタルオフィス」では、米国補綴専門医の資格を持つ院長が、10年、20年先を見据えた精密な治療を提供します。歯科医院特有の緊張感を和らげるため、家族のように寄り添う丁寧な対話を重視。患者様の背景や「どうなりたいか」という想いを深く汲み取り、できる限りの最高の治療クオリティーを常に心掛けております。
経歴
- 愛知学院大学歯学部歯学科卒業
- 大手歯科医療法人勤務
- インディアナ大学歯学部補綴科卒業
資格
- 米国補綴専門医
所属学会
- 日本補綴歯科学会
- ACP american academy of prosthodontics member
- ITI international team
for implantology 会員 - AO academy of
osseointegration 会員
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