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旅行・入院時の入れ歯管理|名古屋・伏見の補綴専門医

旅行も入院も、「なくさない・乾かさない・伝える」が基本です

結論から言うと、旅行や入院のときの入れ歯の管理は、なくさない、乾かさない、周りの人に入れ歯のことを伝えるの3つが基本です。特に入院や手術では、入れ歯を外す場面が多く、なくしたり傷めたりしやすくなります。

日本麻酔科学会も、手術のときは入れ歯を外して手術室に入るのが望ましいとしています。麻酔の前後に傷めたりなくしたりするおそれや、飲み込むおそれがあるためです。

「入院中に入れ歯がなくなった」「旅行先でケースを忘れた」。名古屋でも、こうしたご相談をいただきます。場面ごとに、準備しておきたいことを整理します。

この記事で分かること。

  • 旅行に持っていくものと、気をつけること
  • 入院・手術の前に準備すること
  • なくしたときの動き方

入れ歯治療の全体像は、以下のページにまとめています。

まず、今の状況を確かめてください

状況 目安
手術・入院の予定がある 入院前にご相談を
入院中になくした・割れた 退院後すぐにご相談を
長い旅行の前に気になる点 出発前にご相談を

旅行のときに、持っていくもの

旅行中も、入れ歯の扱いはご自宅と同じです。夜は外して洗い、水か洗浄剤に浸けて保管します。そのための道具を、まとめて持っていきます。

持っていくもの 理由
入れ歯ケース 乾燥と紛失を防ぐ
入れ歯用ブラシ 毎日の清掃のため
入れ歯用洗浄剤 夜の浸け置きのため
安定剤(使う方のみ) 普段どおり使うため

旅行に持っていく入れ歯の道具|名古屋エデンデンタルオフィス

図:旅行に持っていくもの

飛行機に乗るとき

国土交通省の案内には、国際線の機内持ち込みの決まりがあります。液体やジェル状のものは、100ml以下の容器に入れ、1L以下の透明な袋にまとめる決まりがあります。液体やジェル状の入れ歯安定剤もこの対象です。国内線には、液体の量の制限はありません。

旅行先で壊れたとき

旅行先で入れ歯が割れたり、歯が取れたりしたときは、瞬間接着剤などで自分で付けないでください。破片や取れた歯を持ち帰り、早めに歯科医院にご相談ください。

旅行の前に、点検しておくと安心

旅行先では、合わない入れ歯の調整や修理をすぐに受けられないことがあります。出発の前に、次のような気になる点があれば、早めに歯科で見てもらってください。

  • 当たって痛いところがある
  • 外れやすくなった、バネがゆるい
  • 細いヒビが入っている

長い旅行や海外旅行の前は、特に余裕をもって点検しておくと安心です。

入院・手術の前に、準備すること

入院中は、検査や手術、体調の変化で、入れ歯を外す時間が長くなりがちです。外した入れ歯がティッシュに包まれて、食器と一緒に下げられてしまうこともあります。

入院前の準備 ねらい
入れ歯ケースに名前を書く 紛失・取り違えを防ぐ
病棟スタッフに入れ歯を伝える 外す・預ける場面の確認
入院前に歯科で点検 入院中に外れない状態に

入院・手術の前の入れ歯の準備|名古屋エデンデンタルオフィス

図:入院・手術の前の準備

日本老年歯科医学会の指針では、取り違えや紛失を防ぐため、入れ歯への名前入れが勧められています。入れ歯の強さや清掃のしやすさに影響しない方法で行う必要があるため、歯科でご相談ください。

手術の前の歯科受診

がんなどの手術の前後に、歯科で口の中を管理する仕組みが保険にも設けられています。手術を行う医療機関からの依頼にもとづいて行うものです。

約50万人を分析した国内の研究があります。手術前に歯科で口腔ケアを受けた方は、術後の肺炎が3.8%から3.3%に少なかったと報告されています。術後30日以内の死亡も、0.42%から0.30%に少なくなっていました。手術が決まったら、主治医に歯科受診について確かめてください。

入院中に、入れ歯を外したままにしない

入院中は、体調が悪いと入れ歯を外したまま過ごす時間が長くなりがちです。部分入れ歯を長く外していると、残っている歯が動いて、入れ歯が入りにくくなることがあります。体調が許すかぎり、食事のときは入れ歯を使い、夜は外して洗う、という普段の流れを保つようにしてください。

私は、入院前に「入院中も使える状態か」を見ます

入院前のご相談で、私が確かめるのは、その入れ歯が入院中も使える状態かです。入院中は、食事の形が変わったり、体重が変わったりして、もともと合いが甘い入れ歯は外れやすくなります。

  • 内側の合いが甘くなっていないか
  • バネのかかり方がゆるくなっていないか
  • 支えの歯にぐらつきがないか

技工の目で見ると、小さな部分入れ歯ほど、ティッシュに包まれて捨てられやすい形です。名前入れも、入れ歯の強さや厚み、見た目に影響しない位置を選んで行います。

予備の入れ歯について

作り替えた後の古い入れ歯を、予備として持っていく方もいます。ただ、古い入れ歯は、今の口と噛み合わせや合い方がずれていることが多くあります。予備として使う前に、当たりや噛み合わせを確かめておくと安心です。

なお、保険では原則として、前回の製作から6か月たたないと新しい入れ歯を作れません。災害や盗難など、例外として認められる場合もあります。

割れたときは入れ歯の修理|割れた・欠けた・バネが折れたで書いています。保管の方法は入れ歯ケースと保管方法をご覧ください。

洗浄剤の選び方は入れ歯洗浄剤の選び方と正しい使い方で書いています。避けたい手入れは入れ歯にやってはいけないお手入れで整理しています。

粘膜の赤みは入れ歯と口腔カンジダ|粘膜のケア、ぬめりや臭いは入れ歯のぬめり・臭いの原因と対策を参考にしてください。

色の変化は入れ歯の変色・着色を防ぐには、内面の合わせ直しはリベース(裏打ち)とは|受ける日の流れと、その後の手入れで書いています。

検診で見ていることは、以下の記事にまとめています。

名古屋・伏見で「入院前の入れ歯」を相談するなら

合いが甘いまま入院すると、入院中に外れたり、使えなくなったりすることがあります。様子見より相談を先にしていただければ、入院前に整えておくべきところをお伝えできます。

当院での進め方は、入れ歯の内側の合い、バネのかかり方、支えの歯の状態を確認するところからです。そのうえで、入院までに調整や裏打ちで整えられるか、名前入れなどの準備をどうするかをご説明します。

地下鉄伏見駅6番出口から徒歩2分です。名古屋市内・愛知県内から通われる方が多くいらっしゃいます。

よくあるご質問

手術のときは、入れ歯を外すのですか?

日本麻酔科学会は、入れ歯を外して手術室に入るのが望ましいとしています。麻酔の前後に傷めたりなくしたりするおそれや、飲み込むおそれがあるためです。入れ歯を使っていることは、麻酔科の診察で忘れずにお伝えください。

入院中に入れ歯をなくしたら、どうすればいいですか?

まず病棟のスタッフに伝え、探してもらってください。見つからない場合は、退院後すぐに歯科にご相談ください。保険では作り直しに期間の決まりがありますが、例外として認められる場合もあります。

旅行のときは、入れ歯をつけたまま寝てもいいですか?

旅行中も、夜は外して洗い、水か洗浄剤に浸けて保管するのが基本です。そのために、入れ歯ケースと洗浄剤を持っていってください。

※お口の状態には個人差があり、適した治療や結果は人によって異なります。

検査・診断のうえ、費用・期間・主なリスクをまとめてご説明します。

監修者情報

EDEN DENTAL OFFICE (エデン デンタル オフィス)

院長 村井亮介

名古屋中区の伏見駅から徒歩2分の「エデンデンタルオフィス」では、米国補綴専門医の資格を持つ院長が、10年、20年先を見据えた精密な治療を提供します。歯科医院特有の緊張感を和らげるため、家族のように寄り添う丁寧な対話を重視。患者様の背景や「どうなりたいか」という想いを深く汲み取り、できる限りの最高の治療クオリティーを常に心掛けております。

経歴

  • 愛知学院大学歯学部歯学科卒業
  • 大手歯科医療法人勤務
  • インディアナ大学歯学部補綴科卒業

資格

  • 米国補綴専門医

所属学会

  • 日本補綴歯科学会
  • ACP american academy of prosthodontics member
  • ITI international team
    for implantology 会員
  • AO academy of
    osseointegration 会員

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