ホワイトニングの種類で何が違う?オフィス・ホーム・デュアルの仕組みと選び方

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名古屋市中区の歯医者「Eden Dental Office」

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オフィス・ホーム・デュアルホワイトニングの違いと選び方

歯科医院のホワイトニングには、3つの種類があります

この記事でわかること

  • オフィス・ホーム・デュアルの違い
  • 同じ過酸化水素でも、効き方が違う理由
  • 予定や生活に合わせた選び方

ホワイトニングを調べると、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングという言葉が出てきます。名古屋でホワイトニングのご相談を受けていると、「結局どれがいいのか分からない」という声をよく伺います。

3つの違いを一言でまとめると、どこで、どのくらいの濃さの薬剤を、どのくらいの時間をかけて使うかの違いです。

  • オフィスホワイトニング:歯科医院で、高濃度の過酸化水素を使い、短い時間で白くする
  • ホームホワイトニング:ご自宅で、過酸化尿素10%を使い、毎日少しずつ白くする
  • デュアルホワイトニング:オフィスとホームを組み合わせる

どれも歯を削らず、歯の内側にある色素を薬剤で分解して明るくする方法です。実は、3つとも歯の中で働いている成分は同じ過酸化水素です。違うのは、その過酸化水素をどのくらいの濃さで、どのくらいの時間、歯にふれさせるかという点です。

この「濃さ」と「時間」の違いが、白くなる速さ、しみやすさ、白さの戻り方の違いにつながります。このページでは、まず薬剤の仕組みを説明し、そのあとで3つの方法の特徴と選び方をお伝えします。仕組みを知っておくと、それぞれの特徴がなぜそうなるのかが分かりやすくなります。

どれが優れているということはありません。大切なのは、ご自身の予定や生活に合っているかどうかです。結婚式までの期間が短い方、通院の回数を減らしたい方、白さを長く保ちたい方では、向いている方法が変わります。

ホワイトニングという言葉は、サロンのセルフホワイトニングや市販の歯みがき粉にも使われています。このページで比べるのは、歯科医院で歯科医師の診察のもとに行う3つの方法です。名古屋・伏見のEden Dental Officeでは、オフィス用・ホーム用ともに、国内で承認された漂白材を使っています。

3つの方法には、共通していることもあります。どの方法でも、始める前に虫歯や歯周病の検査を行い、色見本(シェードガイド)で今の歯の色を確かめます。検査は保険診療で行い、ホワイトニングの料金には含まれません。明るくなる幅は1〜2トーン程度が目安で、結果には個人差があります。

また、どの方法でも、詰め物や被せ物、差し歯は白くなりません。ホワイトニングの薬剤が反応するのは天然の歯の中の色素で、セラミックや樹脂の色は変わらないためです。違いが出るのは、白くなるまでの道のりの部分です。

各方法の料金と流れは、以下のページにまとめています。

同じ過酸化水素でも、届け方が違う|薬剤の仕組み

過酸化水素が色を分解する仕組み

歯の黄ばみのもとになる色素は、炭素どうしの二重結合が長くつながった構造をしています。この「つながった二重結合」が、特定の色の光を吸収するため、歯が黄色や茶色に見えます。

過酸化水素は分解するときに、活性酸素(フリーラジカル、ほかの分子と反応しやすい状態の酸素)を生みます。活性酸素は色素の二重結合を切り、光を吸収しにくい小さな分子に変えます。こうして色素が目立たなくなり、歯が明るく見えるようになります。

このとき、歯の形や表面が削られるわけではありません。色素が歯の外に取り除かれるというより、歯の中で光を吸収しにくい形に変わる、と考えると分かりやすいと思います。オフィスでもホームでも、この反応そのものは同じです。反応を終えた過酸化水素は、最終的に水と酸素に分解されます。

オフィス|高濃度の過酸化水素を、短い時間で

オフィスホワイトニングでは、高濃度の過酸化水素を歯の表面に直接塗ります。薬剤は、濃いところから薄いところへ広がる性質があります。表面の濃度が高いほど、歯の内側へ入り込む勢いが強くなり、短い時間で多くの色素に反応が起こります。

オフィスホワイトニングの光照射器がある診療室|名古屋エデンデンタルオフィス

その分、高濃度の薬剤は歯ぐきや唇にふれると刺激が強く、ヒリヒリしたり白くなったりします。オフィスホワイトニングを歯科医院の中だけで行い、歯ぐきを保護してから薬剤を塗るのは、このためです。

当院では、歯の表面を清掃し、歯ぐきを保護してから、薬剤を塗って光を当てます。光は反応を補助する目的で使われますが、高濃度の薬剤では光による上乗せの効果ははっきりしないという報告もあります。白くなる力の中心は、薬剤の濃度と、歯にふれている時間だと考えられています。

ホーム|過酸化尿素10%が、ゆっくり過酸化水素になる

ホームホワイトニングで使う過酸化尿素(過酸化水素と尿素が結びついた物質)は、唾液などの水分にふれると、過酸化水素と尿素に分かれます。過酸化尿素10%の場合、分かれてできる過酸化水素は約3〜3.5%とされています。

過酸化尿素がホームホワイトニングで働く流れの図

ジェルはとろみのある基剤に入っているため、過酸化水素は一度に出るのではなく、時間をかけて少しずつ出てきます。マウスピースの中では、2時間たっても有効成分の半分ほどが残っていたという報告があります。そのため、装着している間ずっと、低い濃度の過酸化水素が歯にふれ続けます。

マウスピースは型取りをしてご自身の歯に合わせて作るため、ジェルが歯の表面に均一に保たれ、唾液で流されにくくなります。1日2時間を2週間続けると、薬剤が歯にふれている時間は合計で28時間ほどになります。濃度は低くても、ふれている時間の合計は、オフィスホワイトニング1回で薬剤を塗っている時間よりずっと長くなります。

尿素の役割と、pH

分かれてできた尿素は、さらにアンモニアと二酸化炭素に分解されます。アンモニアは薬剤のまわりをややアルカリ性の側に傾け、pH(酸性・アルカリ性の度合い)を上げる働きがあるとされています。

ホームホワイトニング用マウスピースにジェルを入れる様子|名古屋エデンデンタルオフィス

過酸化水素は、ややアルカリ性の環境のほうが反応しやすい形になるとされています。尿素が酸性に傾くのを抑えることで、歯の表面への影響をやわらげ、低い濃度でも反応を進めやすくしていると考えられています。

歯の表面は、酸性の状態が長く続くとミネラルが溶け出しやすくなります。長い時間つけるホームの薬剤で、pHが酸性に傾きにくいことは、歯の表面を守るうえでも意味があるとされています。

過酸化水素が色素を分解する化学反応は、以下の記事でさらに詳しく説明しています。

白くなる速さ・しみやすさ・白さの持ちが違う理由

白くなる速さ|1回で変化を見るか、毎日積み上げるか

オフィスホワイトニングは、高濃度の薬剤で一度に多くの色素に反応を起こすため、1回の施術で変化を確かめやすい方法です。当院では1回の施術に約2時間かかります。明るくなる幅はどの方法でも1〜2トーン程度が目安で、オフィスで白さが足りなければ回数を重ねます。

オフィス・ホーム・デュアルホワイトニングの違いを比べた図

ホームホワイトニングは、1日あたりの反応はゆるやかで、毎日の変化は小さく感じます。当院では1日2時間を2週間続けていただき、その間に少しずつ明るさが積み上がっていきます。効果の出方には、どちらも個人差があります。

歯の色は、表面のエナメル質よりも、その内側にある象牙質の色が透けて見えている部分が大きいとされています。エナメル質は半透明に近く、黄みのある象牙質の色が、歯全体の色の印象を決めているためです。

オフィスは、表面に近いところから短い時間で反応を進めます。ホームは、低い濃度の薬剤を毎日くり返し届けることで、象牙質の色素にまで時間をかけて反応を進めます。同じ過酸化水素でも、白くなっていく順序と深さに違いがあると考えられています。

しみやすさ|神経に届く量の違い

ホワイトニングでしみるのは、歯の内側に入った過酸化水素の一部が、神経の近くまで届くためです。届く量は濃度が高いほど多くなるため、オフィスは施術当日にしみやすい傾向があります。

研究では、しみる症状が出た方の割合は、オフィスで6割前後、ホームで5割前後という報告があります。ホームは濃度が低いうえに、装着時間や間隔を細かく変えられるため、しみたときに調整しやすい方法です。ただ、ホームでも毎日続けるうちに、数日たってからしみ始めることがあります。

白さの持ち|乾燥による白さと、内側まで進んだ白さ

オフィスホワイトニングの直後は、口を開けている間に歯の表面が乾燥しています。乾燥した歯は、光の散らばり方が変わって白っぽく見えます。唾液にふれて水分が戻ると、この分の白さは少し戻ります。

オフィスの直後に、歯の表面の白い点や帯が一時的に目立つことがあるのも、乾燥が関わっています。もともと歯にある、ミネラルの少ない部分が乾いて強調されるもので、水分が戻ると数日でなじむことが多いです。

ホームホワイトニングは、唾液のある口の中で行うため、乾燥による見かけの白さが混じりにくい方法です。また、低い濃度でも合計で長い時間ふれ続けるため、歯の内側の象牙質(エナメル質の内側の層)まで反応が進みやすいと考えられています。

こうした理由から、ホームホワイトニングのほうが白さが安定しやすく、戻りにくい傾向があるとされています。ホームホワイトニングでは、白さが1〜2年ほど保たれたという報告が多くありますが、飲食や喫煙の習慣によって差が出ます。

もとの変色が強い歯ほど、白さが戻りやすいという報告もあります。オフィスでもホームでも、白さを保つには3〜6か月ごとのクリーニングや、追加のホワイトニングが必要になります。ホームのマウスピースがあれば、ジェルを追加して数日使うといった補い方もできます。

なお、色の戻りやすさは、方法の違いだけでなく、コーヒーや紅茶、喫煙などの習慣に大きく左右されます。同じ方法で白くしても、半年後の白さには人によって差が出ます。

白さが戻る理由と、白さを保つための食事やお手入れは、次の記事で説明しています。

デュアルホワイトニングと、3つの方法の選び方

デュアルが両方を組み合わせる理由

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせる方法です。当院では、オフィスホワイトニング1回と、ホームホワイトニング2週間をセットで行います。

組み合わせる理由は、それぞれの仕組みが補い合うためです。オフィスの高濃度の薬剤で、最初に短い時間で明るさを引き上げます。そのあとホームの低い濃度の薬剤で、毎日時間をかけて歯の内側まで反応を進めます。

オフィスの直後は乾燥による白さが混じっていて、水分が戻ると少し色が戻ります。その戻りの時期にホームを続けることで、白さを内側から積み上げ、安定させやすくなると考えられています。白くなる速さと白さの持ちの両方を求める方に向いています。

通院は、オフィスの施術と、マウスピースの型取り・お渡しが必要です。ご自宅での装着も2週間続くため、通院とご自宅での時間の両方を確保できる時期に始めると進めやすくなります。

一方で、オフィスとホームの両方の手間と、両方のリスクがあります。施術当日のしみる症状に加えて、ホームの期間中にも歯ぐきの荒れやしみる症状が出ることがあります。費用も、どちらか一つより高くなります。

4つの点で比べると

比べる点 向いている方法
早く変化を確かめたい オフィス、デュアル
通院を少なくしたい オフィス(1回)、ホーム(型取りとお渡しの2回)
しみる症状を調整しながら進めたい ホーム
白さを長く保ちたい ホーム、デュアル

この表はあくまで目安です。もとの歯の色や、変色の原因によっても向いている方法は変わります。もとの色が濃い方や、変色の原因が歯の内側の深いところにある方は、どの方法でも明るくなるまでに時間がかかることがあります。神経のない歯の変色のように、表面からのホワイトニングでは届きにくく、歯の内側から薬剤を入れる方法を検討する場合もあります。

生活に合わせた選び方

毎日マウスピースをつける時間が取りにくい方や、ご自身で薬剤を扱うことに不安がある方には、オフィスが選ばれることが多いです。オフィスは歯科医院で施術するため、薬剤の量や時間を、その場で歯の様子を見ながら調整できます。

ホワイトニングの方法の選び方のまとめ図

急ぐ予定がなく、しみる症状を抑えながら進めたい方には、ホームが選ばれることが多いです。装着は夜の歯みがきのあとなど、飲食と重ならない時間にすると続けやすくなります。忙しい時期や出張が多い時期は、続けにくいこともあります。

ホームで2週間続けて白さが物足りない場合は、ジェルを追加して続けることができます。オフィスで物足りない場合は回数を重ねるか、ホームを組み合わせます。最初に選んだ方法から、途中で切り替えたり足したりすることもできます。

名古屋・伏見のEden Dental Officeでは、施術前の検査で歯の状態を確認し、色見本で今の色を確かめてから、ご予定とご希望を伺って方法を一緒に決めています。迷っている場合は、最初からどれか一つに決めておかなくても構いません。

セラミックやラミネートベニアを予定している方は、先にホワイトニングで周りの歯の色を整えてから、その色に合わせて作る順番をお勧めしています。当院では、まずホワイトニングを2週間行い、白さが物足りなければ納得のいく白さになるまで続けていただいてから、補綴の治療を始めます。

結婚式などの予定がある方は、日程から逆算して方法を選ぶと慌てずに済みます。しみる症状や色が落ち着くまでの日数も見込んでおく必要があります。

まとめ|名古屋でホワイトニングの種類に迷ったら

3つの方法は、どれも過酸化水素で歯の内側の色素を分解します。オフィスは高濃度の薬剤で短い時間に、ホームは過酸化尿素10%で毎日少しずつ、デュアルはその両方を組み合わせて白くします。濃度と時間の違いが、白くなる速さ、しみやすさ、白さの持ちの違いになります。

どれが優れているかではなく、ご自身の予定と生活に合う方法を選ぶことが大切です。迷ったときは、「いつまでに」「どのくらい」「どのくらいの手間で」白くしたいかを考えてみてください。それによって、向いている方法がある程度しぼられます。

どの方法でも、詰め物や被せ物、差し歯は白くなりません。名古屋・伏見のEden Dental Officeでは、施術前にそのことをご説明し、色の差が出そうな場合はあらかじめお伝えしています。

どの方法にも、しみる症状や歯ぐきの刺激、白さの後戻りといったリスクがあります。方法を決める前に、歯の状態とご予定を伺いながら、それぞれの特徴をご説明します。

当院(名古屋・伏見)では、初めてのご相談は無料です。ホワイトニングの種類と料金、受けられない方の条件は、以下のページにまとめています。

よくあるご質問

Q1. 初めてのホワイトニングは、どれから始めるのがよいですか?

予定と生活によって変わります。早く変化を確かめたい方はオフィス、しみやすい方や白さを長く保ちたい方はホームから始めることが多いです。検査のあとに、ご一緒に決めます。

Q2. オフィスホワイトニングは、1回で白くなりますか?

1回で変化を確かめやすい方法ですが、どこまで明るくなるかには個人差があります。明るくなる幅は、どの方法でも1〜2トーン程度が目安です。物足りない場合は、回数を重ねたり、ホームホワイトニングを組み合わせたりします。

Q3. ホームホワイトニングは、毎日つけないといけませんか?

1日2時間、2週間続けるのが基本です。しみる場合や、忙しくて続けにくい日は、間隔を空けて続けても構いません。その分、期間は延びます。

Q4. ホームのマウスピースは、何度も使えますか?

壊れたり変形したりしなければ、繰り返し使えます。白さが物足りないときや戻ってきたときに、ジェルだけを追加で購入して使うことができます。

Q5. ホームの薬剤を多めに入れたり、長くつけたりすれば早く白くなりますか?

薬剤を多く入れても白くなる速さは変わらず、はみ出した分が歯ぐきを刺激します。装着時間を延ばすと、しみる症状や歯ぐきの荒れが出やすくなるため、お伝えした量と時間を守ってください。

Q6. 市販のホワイトニング歯みがき粉とは、何が違いますか?

市販の歯みがき粉は、主に歯の表面の着色を落とすものです。歯科医院のホワイトニングは、国内で承認された漂白材で、歯の内側の色素を分解します。

監修者情報

EDEN DENTAL OFFICE (エデン デンタル オフィス)

院長 村井亮介

名古屋中区の伏見駅から徒歩2分の「エデンデンタルオフィス」では、米国補綴専門医の資格を持つ院長が、10年、20年先を見据えた精密な治療を提供します。歯科医院特有の緊張感を和らげるため、家族のように寄り添う丁寧な対話を重視。患者様の背景や「どうなりたいか」という想いを深く汲み取り、できる限りの最高の治療クオリティーを常に心掛けております。

経歴

  • 愛知学院大学歯学部歯学科卒業
  • 大手歯科医療法人勤務
  • インディアナ大学歯学部補綴科卒業

資格

  • 米国補綴専門医

所属学会

  • 日本補綴歯科学会
  • ACP american academy of prosthodontics member
  • ITI international team
    for implantology 会員
  • AO academy of
    osseointegration 会員

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