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ブリッジが揺れる・浮く原因
ブリッジは、両端の歯で橋を支えています
舌で押すと動く気がする。噛むと沈む感じがする。指で触ると浮いているように思う。ブリッジを入れている方から、こうしたご相談をよくいただきます。この記事では、そのとき中で何が起きているのかと、どの段階でご相談いただきたいかを整理します。動きを感じた時点でご相談いただけると、選べる手立てが多く残ります。
はじめに、仕組みからお話しします。
ブリッジは、失った歯の両隣を削って土台にし、そこに橋を渡す形の被せ物です。3本つながったものであれば、両端の2本が支えで、真ん中は宙に浮いています。
橋にたとえられることが多いのですが、この言い方には大事な意味があります。橋は、両端の土台が動かないことを前提に成り立っています。片方の土台がわずかにでも緩めば、橋全体が動きます。
そして、ここが厄介なところです。ブリッジは全体がひとつにつながっているので、どちら側が緩んでいるのか、ご自身では分かりません。右が緩んでいても、左が緩んでいても、感じ方は「全体が動く」になります。
もうひとつ知っておいていただきたいことがあります。片側だけが外れかけている状態は、実はいちばん危険です。
両側が同時に外れれば、ブリッジは口の中で外れます。すぐに気づきます。ところが片側だけが外れると、外れた側の土台の歯は、被せ物の中に閉じ込められたまま唾液にさらされます。掃除もできません。その状態で数か月経つと、中の歯がむし歯で溶けていることがあります。
ここで、いちばんお伝えしたいことを書きます。
ブリッジの片側だけが外れても、外れたことに気づけません。もう片方でつながっているので、口の中に残ったままだからです。しかも、そのまま噛めてしまいます。
第1段階|外れた直後
中で起きていること:接着が切れ、被せ物と歯のあいだにわずかな隙間ができます
ご自身で気づけるか:ほとんど気づけません。噛めてしまうからです
第2段階|数週間
中で起きていること:隙間からだ液と細菌が入り込みます。歯ブラシも糸も届きません
ご自身で気づけるか:においが気になりはじめることがあります
第3段階|数か月
中で起きていること:閉じ込められた状態でむし歯が広がります。神経を取っている歯なら痛みは出ません
ご自身で気づけるか:動きが少しずつ大きくなります
第4段階|気づいたとき
中で起きていること:むし歯が支えの歯の根元まで達していることがあります
ご自身で気づけるか:ブリッジが外れて、はじめて分かることが多くなります
この4つの段階のうち、ご自身で気づけるのは3番目あたりからです。それも、においや動きといった、はっきりしない手がかりだけです。
そして、気づいたときには、むし歯がかなり広がっていることがあります。隙間から入った細菌が、掃除の届かない場所で数か月にわたって働き続けるからです。歯ブラシも糸も、被せ物の内側までは届きません。
広がり方によっては、支えの歯を残せず、抜歯という判断になることもあります。被せ物の中で溶けてしまった歯は、戻せないからです。
神経を取っている歯であれば、痛みも出ません。ブリッジの支えは神経を取っていることが多いので、体からの知らせがないまま進みます。
身近なもので言い換えてみます。屋根の一部が浮いていても、雨漏りが天井に染み出すまでは気づきません。染み出したときには、その下の木材はもう傷んでいます。ブリッジの片側が外れた状態も、これに近いものがあります。
ですから、「まだ外れていないから大丈夫」ではありません。動きを感じた時点が、ご相談いただきたいタイミングです。
ブリッジのやり直し全体については、別にまとめています(→ ブリッジのやり直し【完全ガイド】)。
片側だけの場合と両側の場合で、何が違うのかを並べておきます。
ブリッジは口の中に残ります
両側とも外れたとき:ブリッジが外れて手元に来ます
なぜ片側のほうが危ないのか:異変に気づくきっかけがありません
まだ噛めてしまいます
両側とも外れたとき:噛めないので、すぐ受診します
なぜ片側のほうが危ないのか:「大丈夫」と判断してしまいます
外れた側の歯が唾液にさらされます
両側とも外れたとき:歯の表面が見える状態になります
なぜ片側のほうが危ないのか:閉じ込められたまま、掃除ができません
数か月で歯が溶けることがあります
両側とも外れたとき:その日のうちに手当てできます
なぜ片側のほうが危ないのか:気づいたときには支えを失っています
いちばん下の行が、この記事でお伝えしたいことです。両側とも外れれば、その日のうちに手当てできます。片側だけだと、気づかないまま数か月が過ぎます。
ですから、動く感じがある時点でご相談いただきたいのです。まだ噛めることは、待ってよい理由になりません。
揺れる原因は、大きく4つあります

感じ方は似ていても、中で起きていることは違います。
接着材が剥がれた
どんな動き方か:カタカタと浮く感じ。指で押すと沈む
中で何が起きているか:片側または両側で、接着が切れています
急ぐ度合い:早めに。放っておくと中の歯が溶けます
支えの歯の中がむし歯になった
どんな動き方か:動きが日ごとに大きくなる。においがすることも
中で何が起きているか:被せ物の中で歯が溶け、支えを失いつつあります
急ぐ度合い:すぐに。残せるかどうかが分かれます
支えの歯の周りが炎症を起こした
どんな動き方か:歯ぐきごと動く感じ。噛むと沈む
中で何が起きているか:歯を支えている骨が減っています
急ぐ度合い:早めに。骨は戻りません
支えの歯が割れた
どんな動き方か:噛むと鋭く痛む。動きも出る
中で何が起きているか:歯の根に亀裂が入っています
急ぐ度合い:すぐに。抜歯の判断になることがあります
この表で押さえていただきたいのは、上から2番目です。
支えの歯の中でむし歯が進んでいる場合、痛みが出ないことがよくあります。ブリッジの支えになっている歯は、神経を取っていることが多いためです。神経がなければ、むし歯が進んでも痛みという知らせが出ません。
そのかわり、手がかりはあります。動きが少しずつ大きくなること。においが気になること。そして、糸が通らなくなったり、逆にすかすかになったりすること。
いちばん下の「割れた」については、正直にお伝えします。根に亀裂が入った歯は、多くの場合、残すことが難しくなります。ブリッジの支えは1本で2本分の力を受けているため、割れやすい条件がそろっています。
ただ、割れているかどうかは外してみないと分からないことがあります。ブリッジがかぶさっているので、外からは見えないのです。
そのうえで、ご自身で確かめられることも挙げておきます。
片側だけ沈む感じがする
どうやって確かめるか:ブリッジの端を、指でそっと押し比べる
当てはまったら:その側の接着が切れている可能性があります
糸が急にすかすか通る
どうやって確かめるか:いつも引っかかっていた場所を通してみる
当てはまったら:隙間ができています
糸が全く通らなくなった
どうやって確かめるか:同じ場所に通してみる
当てはまったら:歯ぐきが腫れているか、詰まっています
においが糸についてくる
どうやって確かめるか:通したあと、においを確かめる
当てはまったら:掃除の届かない場所に汚れがたまっています
歯ぐきの色が変わってきた
どうやって確かめるか:反対側の同じ場所と見比べる
当てはまったら:炎症が続いています
いちばん上の行が、片側かどうかを見分ける手がかりです。ブリッジの端を左右それぞれ、指でそっと押してみてください。片方だけ沈む感じがあれば、その側が緩んでいる可能性があります。
ただ、繰り返し押して確かめるのは避けてください。押すたびに、緩んでいる側に力がかかります。一度確かめたら、そのままお越しください。
受診までにできることと、してはいけないこと
動きを感じたときの過ごし方を整理します。
動きに気づいたとき
していただきたいこと:いつから、どんなときに動くかを覚えておく
避けていただきたいこと:指や舌で繰り返し動かして確かめること
食事のとき
していただきたいこと:そちら側で噛むのを控える。反対側を使う
避けていただきたいこと:硬いもの、粘るもの(餅・キャラメル)を噛むこと
掃除のとき
していただきたいこと:やわらかいブラシでていねいに。歯ぐきの際も
避けていただきたいこと:糸を無理に通そうとすること。強く引き抜くこと
外れてしまったとき
していただきたいこと:取っておいて、そのまま持参する
避けていただきたいこと:市販の接着剤で自分で付け直すこと
受診までのあいだ
していただきたいこと:においや味の変化があれば覚えておく
避けていただきたいこと:「まだ噛めるから」と様子を見続けること
いちばん下の行を、あえて入れました。
まだ噛めることは、大丈夫という意味ではありません。片側が外れかけたまま噛めてしまう状態が、いちばん歯を失いやすいのです。中の歯が唾液にさらされ、掃除もできないまま時間が経ちます。
そして「自分で付け直すこと」についても、はっきりお伝えします。市販の接着剤は、歯科用のものとは違います。付け直してしまうと、中でむし歯が進んでいても見えなくなりますし、外すときに歯を傷めます。詳しくは別にまとめています(→ 取れた詰め物を自分で付け直すのは危険?)。
受診の前に、次のことを整理していただけると診断が早く進みます。分かる範囲で構いません。
- いつごろから動きを感じますか
- どちら側が動く感じがしますか
- 痛みはありますか。噛んだときですか、しみるときですか
- においや味の変化はありますか
- そのブリッジはいつごろ入れましたか
外したあとに何を入れるかも、外す前に整理しておきます。
そのまま付け直す
どんなときに選べるか:接着が切れただけで、中の歯に問題がないとき
支えの歯への負担:いちばん少なくて済みます
同じ形で作り直す
どんなときに選べるか:中に問題があるが、支えとして使える歯が残っているとき
支えの歯への負担:形を整える分、少し削ります
支えを1本増やして作り直す
どんなときに選べるか:いまの支えだけでは力を受けきれないとき
支えの歯への負担:新たに1本削ることになります
ブリッジ以外の形に変える
どんなときに選べるか:支えの歯を残せないとき
支えの歯への負担:入れ歯やインプラントを検討します
いちばん上の「そのまま付け直す」が選べるのは、接着が切れただけで、中の歯に問題がなかった場合に限られます。だからこそ、早い段階でご相談いただく意味があります。
時間が経つほど、下の行に近づいていきます。中の歯が溶ければ作り直しになり、支えとして使えなくなれば、ブリッジ以外の形を考えることになります。
名古屋の診療室で、どう見立てているか
私は米国Indiana大学大学院で補綴学を3年間学び、MSD(補綴学の修士)とCertificate in Prosthodonticsを取得しました。補綴というのは、被せ物やブリッジ、入れ歯で歯の形と働きを回復させる分野です。
揺れているブリッジを診るとき、私が最初にすることはどちら側が原因かを分けることです。
ブリッジは全体がつながっているので、患者さんの感覚だけでは片側を特定できません。ですから、器具でそれぞれの支えを別々に確かめます。片方を押さえてもう片方を動かす。そうすると、どちらが緩んでいるかが見えてきます。
私が確認している順番は、次の4つです。
- どちらの支えか:左右のどちら、あるいは両方が緩んでいるか
- 接着だけか、歯そのものか:セメントが切れただけか、中の歯が失われているか
- 歯ぐきと骨の状態:支えている骨が減っていないか
- 外したあとに何が残るか:作り直せるか、別の設計に変えるか
2番目が、この治療でいちばん大事な分かれ目です。
接着が切れただけであれば、外して中を確かめ、問題がなければ付け直せることがあります。ところが中の歯が失われていれば、付け直しても同じことが起こります。ここを見誤ると、数か月後にまた同じご相談になります。
そして、外す前にお伝えしていることがあります。外してみないと分からない部分が残る、ということです。
レントゲンでは、金属やセラミックの影で下の状態が写りにくくなります。外して初めて、中の歯がどれだけ残っているかが見えます。ですから当院では、外す前に「残っていた場合」「足りなかった場合」の両方の進め方をお伝えしてから着手します。
もうひとつ、接着のときの配慮についても触れておきます。作り直したブリッジをどれだけ精密に作っても、接着するときにだ液や血液が入ってしまえば、境目に隙間が残ります。その隙間は、あとからどれだけ丁寧に磨いても埋まりません。ゴムのシートで治療する歯だけを囲い、乾いた状態を保ったまま接着する。この工程を省かないことが、次に緩むまでの時間を変えます。
この判断を支えているのが、技工の工程まで自分の手で行ってきた経験です。設計から製作まで一人で仕上げた入れ歯は100床近くになりました。ブリッジがどうやって支えの歯に留まっているのかを作る側から知っていると、どこが先に緩むかを見通せます。
支えになる歯が足りるかどうかは(→ フェルールとは|歯を残せるかの分かれ目)に、外れやすさと接着の関係は(→ 接着(セメント)の種類と外れやすさ)にまとめています。
ご相談のときに聞いておくとよいことも、挙げておきます。
どちらの支えが緩んでいますか
なぜそれを聞くのか:片側か両側かで、対応が変わります
答えの見方:片側ずつ確かめた結果が返ってくるか
接着だけの問題ですか
なぜそれを聞くのか:付け直せるかどうかが分かります
答えの見方:外して確かめる、と説明されるか
支えの歯は残せそうですか
なぜそれを聞くのか:作り直せるかの見込みが立ちます
答えの見方:残った場合と足りない場合、両方の説明があるか
同じ形で作り直すのですか
なぜそれを聞くのか:また同じことが起きないかが分かります
答えの見方:設計を見直す理由が説明されるか
いちばん下の行を入れたのには理由があります。傷んだということは、いまの設計に無理があった可能性があります。
支えの本数が足りない、力の受け方に偏りがある、掃除の届かない形になっている。こうした背景があるなら、同じ形で作り直しても、また同じところで緩みます。設計を見直す理由まで説明があるかどうかは、ひとつの目安になると思います。
掃除の道具についても、触れておきます。作り直したあとに緩みを繰り返さないためには、ここが効いてきます。
専用の糸通し(フロススレッダー)
どんなときに向くか:橋の下と歯ぐきのあいだに隙間があるとき
使うときのこつ:糸を通したら、両側の歯の面に沿わせて動かします
片方が硬くなっている糸
どんなときに向くか:糸通しを使うのが手間なとき
使うときのこつ:硬い側から差し込み、やわらかい側で拭います
歯間ブラシ
どんなときに向くか:橋の下に道具が入る隙間があるとき
使うときのこつ:入る太さのものを使います。無理に押し込みません
洗口用の水流の器具
どんなときに向くか:道具が入りにくい形のとき
使うときのこつ:汚れを落とす補助です。糸のかわりにはなりません
いちばん下の行について補足します。水流の器具は、汚れを浮かせるのには役立ちます。ただ、境目にこびりついたものを落とす力はありません。糸や歯間ブラシのかわりにはならない、とお考えください。
どの道具が合うかは、ブリッジの形と歯ぐきの状態によって変わります。診療室でお見せしますので、お声がけください。
まとめ|名古屋でブリッジの揺れが気になる方へ + よくあるご質問

最後に、よくいただく思い込みを整理しておきます。
外れていないなら大丈夫
実際には:片側だけ外れている状態がいちばん危険です
どう考えるか:動きを感じた時点が受診のタイミングです
症状がないなら急がなくてよい
実際には:支えの歯は神経を取っていることが多く、痛みが出ません
どう考えるか:痛みの有無では判断できません
付け直せば元どおりになる
実際には:中の歯が失われていれば、また同じことが起きます
どう考えるか:まず外して中を確かめます
硬いものを避ければ保つ
実際には:掃除が届いていなければ、下で進みます
どう考えるか:橋の下の掃除が要ります
いちばん上の行を、もう一度だけ書いておきます。外れていないことは、大丈夫という意味ではありません。片側が外れかけたまま噛めてしまう状態が、いちばん歯を失いやすいのです。
動く感じがあれば、そちら側で噛むのを控えて、ご相談ください。
作り直したあと、次に緩むまでの時間を延ばすためにできることも挙げておきます。
ブリッジの下に糸か専用の道具を通す
なぜ効くのか:橋の下は歯ブラシの毛が届きません
放っておくとどうなるか:そこからにおいと段差が始まります
そちら側だけで噛まない
なぜ効くのか:支えの歯は1本で2本分の力を受けています
放っておくとどうなるか:支えの歯が割れやすくなります
歯ぐきの際をやわらかいブラシで
なぜ効くのか:炎症が続くと骨が減ります
放っておくとどうなるか:支えを続けられなくなります
定期的に動きを確かめてもらう
なぜ効くのか:ご自身では片側の緩みが分かりません
放っておくとどうなるか:外れかけたまま時間が経ちます
いちばん上の行が、ブリッジでいちばん大事なところです。橋の下は歯ブラシでは掃除できません。糸を通すか、専用の道具を使う必要があります。
そして、毎日通していれば、引っかかり方が変わったときに気づけます。掃除でもあり、点検でもあるということです。
ブリッジが揺れる原因は、接着が切れた、中の歯がむし歯になった、周りの骨が減った、支えの歯が割れた、この4つに大きく分かれます。感じ方は似ていても、中で起きていることは違います。
とくに気をつけていただきたいのが、片側だけが外れている状態です。もう片方でつながっているので、外れたことに気づけません。そのまま噛めてしまうので、なおさらです。
そのあいだ、隙間からだ液と細菌が入り込みます。歯ブラシも糸も、被せ物の内側までは届きません。気づいたときには、むし歯が大きく広がっていることがあります。広がり方によっては、支えの歯を残せず、抜歯という判断になることもあります。
神経を取っている歯であれば、痛みも出ません。ブリッジの支えは神経を取っていることが多いので、体からの知らせがないまま進みます。
動きを感じたら、その側で噛むのを控えて、ご相談ください。市販の接着剤で付け直すことは避けてください。中で進んでいるものが見えなくなります。
名古屋・伏見の当院では無料相談を行っており、セカンドオピニオン外来は5,500円(税込)です。検査と診断のうえ、費用・期間・主なリスクをまとめてご説明します。Zoomでのご相談も承っています。完全予約制・完全個室で、地下鉄「伏見駅」7番出口から徒歩2分です。
ブリッジのやり直しについて全体を見渡したい方は、ハブとなる記事から入っていただくと、ご自身の状況を位置づけやすくなります(→ ブリッジのやり直し【完全ガイド】)。
あわせて読みたい
- 取れた被せ物は再利用できるのか(→ 取れた被せ物は再利用(再装着)できる?)
- 同じ歯ばかり取れるとき(→ 同じ歯ばかり取れるのはなぜ?)
- 被せ物の下の虫歯(→ 二次カリエス(被せ物の下の虫歯)とは)
よくあるご質問
Q1. 少し動くだけで、痛みはありません。急いだほうがよいですか。
早めにご相談ください。痛みがないことは、大丈夫という意味ではありません。ブリッジの支えは神経を取っている歯であることが多く、中でむし歯が進んでも痛みが出ないためです。動きに気づいた時点であれば、支えの歯を残せる可能性が高くなります。
Q2. 付け直すだけで済みますか。
接着が切れただけで、中の歯に問題がなければ、外して確かめたうえで付け直せることがあります。ただ、中の歯が失われていれば、付け直しても同じことが起こります。まず外して中を確かめるところからになります。外す前に、両方の場合の進め方をお伝えします。
Q3. 片側だけ外れていたことに、あとから気づきました。手遅れですか。
手遅れと決まったわけではありません。どこまで広がっているかは、外して確かめてみないと分かりません。支えの歯が残っていれば作り直せますし、片方だけが傷んでいるなら、その歯だけを手当てして進められることもあります。ただ、時間が経つほど選べる手立ては狭くなります。気づいた時点でご相談ください。
Q4. 支えの歯が抜歯になったら、どうなりますか。
その場合、いまと同じ形のブリッジは作れません。もう1本奥の歯まで支えを広げる、入れ歯にする、インプラントを検討する、といった選択肢になります。どれを選ぶかは、残っている歯の位置と量、噛み合わせ、ご希望を踏まえて一緒に決めていきます。抜歯と決まった時点で、選択肢をひととおりご説明します。
Q5. 自分で戻せそうなのですが、押し込んでもよいですか。
やめてください。押し込むと、緩んでいる側にさらに力がかかり、支えの歯を傷めることがあります。市販の接着剤で固定するのも避けてください。中で進んでいるものが見えなくなりますし、外すときに歯を削ることになります。動く状態のまま、そちら側で噛まずにお越しください。
※お口の状態には個人差があり、適した治療や結果は人によって異なります。検査・診断のうえ、費用・期間・主なリスクをまとめてご説明します。ブリッジを外した際に、支えの歯のむし歯や割れが見つかり、治療計画と費用が変更になる可能性があります。自由診療の場合は保険適用外となります。
監修者情報

EDEN DENTAL OFFICE (エデン デンタル オフィス)
院長 村井亮介
名古屋中区の伏見駅から徒歩2分の「エデンデンタルオフィス」では、米国補綴専門医の資格を持つ院長が、10年、20年先を見据えた精密な治療を提供します。歯科医院特有の緊張感を和らげるため、家族のように寄り添う丁寧な対話を重視。患者様の背景や「どうなりたいか」という想いを深く汲み取り、できる限りの最高の治療クオリティーを常に心掛けております。
経歴
- 愛知学院大学歯学部歯学科卒業
- 大手歯科医療法人勤務
- インディアナ大学歯学部補綴科卒業
資格
- 米国補綴専門医
所属学会
- 日本補綴歯科学会
- ACP american academy of prosthodontics member
- ITI international team
for implantology 会員 - AO academy of
osseointegration 会員
CONSULTATION 無料相談・セカンドオピニオン
インプラントをはじめ、審美補綴や義歯などの外科的治療に関するご相談を承っております。その他の治療内容についてもお気軽にお問い合わせ下さい。



