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保険でやり直せる範囲|部位・材料別 早見表
やり直せるかどうかを決めているのは、部位と材料と期間の三つです
保険でやり直せる範囲は、腕前では決まりません。歯の部位、使う材料、装着からの期間。みっつの枠が先にあります。
名古屋でも「これは保険で直せますか」とよく聞かれます。答えを決めるのは、みっつの枠のどこに当てはまるかです。
ここでは金額に触れず、枠と材料の性質をならべました。枠が見えると、今回どこまで削るかを落ち着いて決められます。
保険の範囲は、部位と材料と期間で決まる
歯科の公的医療保険は、病気を治すための処置に給付の範囲を定めた仕組みです。線の引きかたが、歯科では部位ごと、材料ごとに、かなり細かい。
どこがどう細かいのか。順に見ていきましょう。
- STEP1部位と材料の区分
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わかりやすいのが白い被せ物です。コンピューターで設計して削り出す被せ物は、材料が物性ごとに五つの区分にわかれています。
決まりのうえでは、区分Ⅰと区分Ⅱが小臼歯、区分Ⅲが大臼歯、区分Ⅳが前歯。ポリエーテルエーテルケトンの樹脂を使う区分Ⅴは大臼歯です。
小臼歯は前から四番目と五番目、大臼歯は六番目と七番目の歯。材料の名前ではなく、かたさや曲げ強さの数値で区分が決まる。
- STEP2大臼歯に付く条件
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大臼歯だけは、区分によって条件が付きます。区分Ⅴの材料なら、すべての大臼歯が適応。
区分Ⅲの材料は、次のどれかに当てはまるときに使えます。おなじ側に大臼歯どうしのかみ合わせの支えがある。
あるいは、おなじ側に大臼歯の支えがなく、かみ合う歯が欠けていて手前のとなりまでの支えがある。金属アレルギーの指摘を受けているときも使えます。
たとえば、いちばん奥の歯を抜いたままにしていると、その手前の歯には向かい合う支えがありません。おなじ大臼歯でも、使える材料はそこで変わります。
条件は全国どこでも共通です。医院ごとの方針のちがいではありません。
- STEP3装着からの期間
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のこるひとつが、期間の枠です。クラウンやブリッジを装着した日から二年間、その部位の維持管理を装着した医院が受け持つ仕組みがあります。
二年のあいだにおなじ部位へ新しい被せ物を作り直すと、土台の型取りから装着までの費用は維持管理料にふくまれ、別に算定できない扱い。
前の医院で入れた被せ物なら、二年をどう扱うかで進めかたが変わります。前医の保証を使うか、いったん区切って別の場所で診てもらうか。判断の順序は、別の記事で整理しました(→ 歯科の保証の仕組みと、前医の保証を使うかの判断フロー)。
条件が細かいのは、詰め物と被せ物だけ
枠が細かく決まっているのは、詰め物や被せ物にかぎった話です。
おなじ歯を治す処置でも、むし歯を取る、根のなかを治療する、歯ぐきを整える。こうした工程には、部位ごとの材料の区分という考えかたがありません。
おなじ「やり直し」でも、枠のかかりかたは工程ごとにちがいます。
枠は、治療の質を表す物差しではない
誤解のないようにお伝えします。枠は、どこまでを公的にまかなうかの線引きであって、よし悪しの評価ではありません。
前の治療が保険だったから壊れた、ともいえません。詰め物や被せ物では、ふちや内側でのむし歯の再発までが平均で6〜7年といわれています。
たとえば、若いころに入れた小さな詰め物が、いまは歯のまわりをぐるりと覆うかたちになっている。そんなふうに変わってきた歯は、めずらしくありません。
ただ、保険で使える材料には、それぞれの性質もあります。得意な場面と、苦手な場面。次の章でならべます。
費用の話で私が軸においているのは、金額ではなく残る歯の質です。削った歯は戻りません。
今回どれだけ削ったかで、次にえらべるかたちが決まります。範囲をたしかめる作業は、削る量をたしかめる作業とほとんどおなじ。
どこまでならまかなえるのか。そして、どこまでけずるのか。ならべて見ておくと、まよいにくくなります。
部位と材料を並べてみると、選べる形が見えてきます

ここからが早見表です。部位の側、材料の側、そして材料そのものの性質。みっつに分けてならべます。
言葉で説明するより、ならべたほうがはやい。金額は書かず、えらべるかたちと、付いてくる条件だけを整理しました。
部位ごとに、えらべるかたちはここまで
まずは部位の側から。前歯、小臼歯、大臼歯、そして神経を取った大臼歯の四つに分けます。
前歯(中切歯から犬歯までの六本)
保険でえらべる主なかたち:樹脂を直接詰める方法/表側を樹脂で覆った金属の被せ物/削り出しの白い被せ物(区分Ⅳ)
付いてくる条件:白い被せ物は単冠が対象。保持と抵抗のかたちを付与でき、強い力を避けられること
小臼歯(四番・五番)
保険でえらべる主なかたち:樹脂を直接詰める方法/金属の詰め物/削り出しの白い詰め物/削り出しの白い被せ物(区分Ⅰ・Ⅱ)。ブリッジの支えになるときは、表側を樹脂で覆った被せ物も入ります
付いてくる条件:白い被せ物と白い詰め物には、部位としての追加条件なし
大臼歯(六番・七番)
保険でえらべる主なかたち:樹脂を直接詰める方法/金属の詰め物と被せ物/削り出しの白い被せ物(区分Ⅲ・Ⅴ)/削り出しの白い詰め物
付いてくる条件:区分Ⅴはすべての大臼歯。区分Ⅲはかみ合わせの支えの条件か金属アレルギーに当てはまるとき。白い詰め物はとなりの歯に接する窩洞でおなじ条件
神経を取った大臼歯
保険でえらべる主なかたち:歯冠部と髄室の保持構造を一体にした被せ物
付いてくる条件:ふちを歯ぐきより上に設定でき、辺縁のはばが2.0mm以上、髄室の保持部の長さが2.0mm以上あること
材料の側から見ると、長所と短所が対になる
おなじ内容を、材料の側から見直します。よいところだけならべても、えらべません。気をつけたいところを対においました。
樹脂を直接詰める方法
使える歯:前歯・小臼歯・大臼歯
よいところ:いちどの来院で終わることが多く、削る量を小さく抑えやすい
気をつけたいところ:再治療の理由の73.9%がふちからのむし歯だったと報告されている
削り出しの白い被せ物(区分Ⅰ〜Ⅳ)
使える歯:前歯・小臼歯・大臼歯
よいところ:金属を使わず、前歯用の材料は色調を重ねた層構造になっている
気をつけたいところ:かみ合わせの面で1.5〜2.0mm以上、軸面で1.5mm以上の削る量が求められる
樹脂を用いる大臼歯用の被せ物(区分Ⅴ)
使える歯:大臼歯
よいところ:支えの条件を問わず、すべての大臼歯が適応とされている
気をつけたいところ:見てきた期間が短く、長い目での評価はこれからという段階
神経を取った歯の一体型の被せ物
使える歯:大臼歯
よいところ:歯冠の高さが低い歯や、根のかたちがむずかしい歯でも設計できる
気をつけたいところ:5年で62.5〜80.0%という数字があり、ふちの設定条件が細かい
金属の詰め物・被せ物
使える歯:小臼歯・大臼歯
よいところ:薄くても強度を保ちやすく、部位による制限がすくない
気をつけたいところ:平均6〜7年でふちやなかにむし歯が再発するといわれる
報告されている数字も、あわせてならべておきます。幅が広く見えるのには、わけがあるのです。
- 白い被せ物は、二年から五年で87.9〜97.9%が生きていたという整理
- 大臼歯だけを見た国内の報告では、29.3%に何らかの不具合
- おなじ報告の累積の成功率は、一年で70.9%、三年で49.5%
- おなじ報告の生存率は、一年で93.7%、三年で86.5%
- 前歯と臼歯を平均30か月見た別の報告では、10.2%に不具合。累積の成功率は82.9%
いちばん上の数字には、欠けたところの補修や、外れて付け直した例もふくまれています。区分のちがいによる生存率の差は、示されていません。
不具合のおおくは、外れたことによるもの。神経が生きている歯を支えにしたほうが、不具合は起きやすいという結果も出ています。
数字の幅が広いのは、外れたことや欠けたことを失敗に数えるかどうかで結果が動くためです。
では、何を見ればよいのか。金額の低さだけで決めたときに何が起こりやすいかは、別の記事で扱いました(→ やり直し治療の費用が医院によって違う理由)。
白い被せ物と金属は、苦手な場面がちがう
ここまでは制度の話でした。ここからは、保険で使える材料そのものの性質です。
どちらがよい、わるいではありません。得意な場面と苦手な場面が、材料ごとにちがうだけ。みっつの問いにそろえてならべます。
保険の白い被せ物(削り出しのレジン)
どんな材料か:レジンの塊を機械で削り出したもの。金属を使わないので、歯に近い色に仕上げられます
何が起きやすいか:セラミックにくらべて、かたさも強さもひかえめ。欠けや割れが起きやすい傾向があります。接着がゆるんで外れることも
時間がたつとどうなるか:水分をわずかに吸ってふくらむ性質があります。年月とともに形がわずかに変わることも。着色もつきやすく、色がくすんでくる場合があります
どう付き合うか:強い力のかかる場所や、歯ぎしりのあるかたでは慎重に。ふちと色をときどき見ておくと、外れる前に気づけます
保険の金属(銀色の合金)
どんな材料か:数種類の金属を混ぜた合金。薄くても強さを保ちやすく、割れにくいのが持ち味です
何が起きやすいか:熱で伸び縮みしやすく、歯とのあいだにすき間ができやすい傾向があります。表面に汚れがつきやすいのも性質のひとつ。金属アレルギーの原因になることもあります
時間がたつとどうなるか:ふちのすき間から、二次的なむし歯が起きやすいといわれています。ガラスセラミックとくらべたときの傾向として
どう付き合うか:ふちの磨きかたをおぼえていただくのが先。金属アレルギーの指摘を受けたかたは、その旨を先にお伝えください
では、どう付き合えばよいのでしょうか。弱いところを避けた使いかたを、削る前に決めておくことです。
性質を知っておくと、外れたときや欠けたときに落ち着いていられます。想定のうちか、そうでないか。区別がつくからです。
材料をえらぶと、削る量も決まる
表よりも大事だと考えている数値があります。削る量です。
削り出しの白い被せ物は、かみ合わせの面で1.5〜2.0mm以上、軸面で1.5mm以上、ふちのところで約1.0mm以上の削る量が求められます。
区分Ⅴの材料なら、かみ合わせの面で1.0〜1.5mm以上、軸面で1.0mm以上、ふちで約0.8mm以上。数字にすれば、わずかな差にしか見えません。
ただし、その差は歯の全周におよびます。一周ぐるりと0.5mm。模型のうえでは小さく見えても、失われる歯の質としては小さくありません。
材料をえらぶ作業は、削る量をえらぶ作業でもある。ここはおぼえておいてください。
表に載っていても、当てはまらないことがあります
早見表は、全国で共通の枠を示したものです。その歯に向いているかどうかは、別の判断になります。
枠に入っていても、すすめられない歯がある。ここを飛ばすと、あとで話が戻ります。
表に載っていても、すすめられない歯がある
決まりのなかには、推奨できない状態もあわせて示されています。軸は、あつみと力のふたつ。
- かみ合わせの面にじゅうぶんなあつみを取れない歯
- もともと歯のたけが低い歯
- 前歯で、唇と舌の方向のはばが小さく、あつみを確保できない歯
- 軸面を削ると、支えのかたちが足りなくなる歯
- 上下の前歯が先端どうしで当たるかみ合わせ
- 横に動かしたときに、一本の前歯が強く当たる歯
- 歯ぎしりや食いしばりで、すり減りが目立つ歯
削る量が足りないまま被せると、材料が薄くなって割れやすくなります。力が一点に集まる歯もおなじりくつです。
ひとつ前でならべた材料の性質と、ここはつながっています。欠けやすさは、材料だけでなくあつみでも変わるからです。
すすめられないとまではいえないものの、慎重に検討すべきとされる条件がみっつあります。
慎重に検討するみっつの条件
1つ目:部分入れ歯のバネをかける歯であること
2つ目:うしろに歯がなく、じっさいいちばん奥になっている臼歯であること
3つ目:見た目へのご希望が強いとき
どれも、裏づけとなる情報がまだ足りません。いまのところは慎重に、という整理です。
医院の側にも、体制の条件がある
条件は患者さんの歯だけに付くわけではありません。医院の側にも要件があります。
削り出しの白い被せ物を保険でおこなうには、装置の設置か技工所との連携、歯科技工士の配置か連携、そして補綴の経験を持つ歯科医師がいることが定められています。
ですから、ある医院で扱っていない方法があっても、決まりのうえでできないという意味とはかぎりません。設備や体制の条件に関わることもあります。
説明が医院によってちがって聞こえるのは、わけが重なっているため。前に受けた説明がまちがっていた、という話ではありません。
削る前にたしかめておく五つ
説明を受けるとき、先にたしかめておくと話が早く進むところを挙げます。五つとも、削る前に答えの出る項目です。
おなじ歯をみじかい間隔で治すほど、その歯に残されたえらべるかたちは減っていきます。
神経を取った歯の一体型の被せ物は、たけの低い歯にも、根元に健全な輪が残せない歯にも設計できるとされています。裏を返せば、そこまで歯の質が減った状態が現実にあるということ。
今回どのかたちをえらぶかは、次にどんなかたちをえらべるかにつながります。長い目で見た費用のふるまいは、別の記事にまとめました(→ 再治療を繰り返した場合の生涯コスト試算)。
- その歯は前歯、小臼歯、大臼歯のどれか:使える材料の区分が部位で変わります
- 大臼歯なら、おなじ側にかみ合わせの支えがあるか:区分Ⅲの材料を使えるかどうかのわかれ目です
- 今回の方法で、かみ合わせの面をどれくらい削るか:残っている歯の量が、次にえらべるかたちを決めます
- 前の被せ物を入れてから何年たったか:二年という期間の枠に関わります
- 歯ぎしりや食いしばりの自覚があるか:すすめられない条件にふくまれています
五つがわからないまま材料の話を進めると、とちゅうで前提が動きます。書き出した内容は、そのまま見積りの説明を聞くときの手がかりにもなります。
見積りのどこを見れば工程が読み取れるのでしょうか。専門に扱った記事があります(→ 見積りの内訳で確認すべき項目)。
所見が揃うまで削り始めない、という順番のこと
ここからは、私自身の経験から。制度の枠をどう使うかは、診る順番と強く結びついています。
私は米国インディアナ大学大学院の補綴科を修了しました。帰国してからは、日本の保険診療の枠のなかでも診ています。
線の引きかたは、国ごとにちがう
両方の現場を経験して感じているのは、制度の設計思想のちがいです。優劣ではなく、線をどこに引いているかがちがいます。
米国の歯科の給付には、おなじ状態に受け入れられる治療がいくつもあるとき、安い側の水準で給付する条項が置かれていることがあります。
年間の給付に上限が定められていることも多く、上限に達したあとはご自身の負担になります。
ドイツの公的保険は、基準となる治療について記録に応じて六割から七割五分の範囲で給付します。見た目のための材料は、医学的な理由がなければ対象外という設計です。
日本は、材料の物性で線を引いている
日本は、部位と材料の物性で適応を定めるかたち。みっつの国で、線の引きかたがまるでちがいます。
私は日本の制度をよいとも悪いとも思っていません。枠を正しく知っておくと、えらぶときの助けになる。そう考えているだけです。
所見が揃うまで、歯を削り始めない
米国の教育で身についたのが、削り始める前に所見を揃えるという順番でした。
何をたしかめていないのかを言葉にできるまで進めない。当時は回りくどく感じましたが、いまは費用の説明にも効いてきます。
保険でやり直すときは、順番がいっそうたいせつになります。部位と材料の組み合わせで条件が決まる以上、当てはまるかどうかは削る前にたしかめられるからです。
たとえば、次の項目は口のなかと資料を見れば、削る前に答えが出ます。
- おなじ側に大臼歯の支えがあるか
- かみ合わせの面にあつみを取れるか
- 歯のたけは足りているか
- すり減りのぐあいはどうか
- 前の被せ物を入れてから何年たったか
- 金属アレルギーの指摘を受けたことがあるか
診る順番を先に固めておくと、説明のなかみも変わります。今日決められること、資料が揃えば決まること、外してみてはじめてわかること。みっつにわけてならべられます。
枠に当てはまるかどうかは、多くが最初のふたつに入ります。先に片づけておけば、当日になって範囲の話が動くのを減らせます。
0.5mmのちがいは、作る側の手に残る
模型づくりから研磨まで、技工の工程も私自身の手で担ってきました。ひとりで設計と製作を通した入れ歯は、百床近く。
作る側を経験していると、決まりに書かれた削る量が、じっさいにどれくらいのあつみなのかが手の感覚でわかります。かみ合わせの面で0.5mmのちがいは、模型のうえでは小さく見えても、材料の割れにくさには効いてきます。削り出しの白い被せ物なら、薄いほど欠けやすくなります。
あわせて、その0.5mmは患者さんの歯から失われる分でもある。ですから私は、材料を決める前に、その材料が求める削る量を先にお伝えしています。
複数の医院で説明を聞き比べたい。私は歓迎しています。
枠は共通ですから、説明がちがって聞こえたときは、どの条件をどう読んだかのちがいであることが多いのです。そうとわかれば、くらべやすくなります。
聞きかたの順序や作法は、別の記事にまとめました(→ 相見積りの取り方とマナー)。
名古屋で、枠を知ってから削る量を決めるという順番で

名古屋で保険でやり直せる範囲は、部位と材料と期間のみっつで決まります。最後に、要点だけならべておきましょう。
枠はみっつ、判断の軸は残る歯の質
前歯、小臼歯、大臼歯で使える材料の区分がちがいます。大臼歯だけは、かみ合わせの支えや金属アレルギーといった条件が加わる。
装着から二年という期間の枠もあります。全国で共通の決まりであって、医院の姿勢を表すものではありません。
そのうえで、軸においていただきたいのは残る歯の質です。材料ごとに求められる削る量がちがい、今回削った分は戻りません。
費用と保証の全体像は、まとめ記事のほうで整理しています(→ やり直し治療の費用と保証の考え方【完全ガイド】)。支払いを分けたいときの考えかたはこちらです(→ 分割払い・デンタルローンの考え方)。かかった医療費の申告については、対象や手続きを別の記事で扱いました(→ やり直し治療と医療費控除)。
栄・伏見で、枠と削る量をあわせてたしかめる
まずは無料相談でかまいません。他院で受けた説明を整理したいときは、セカンドオピニオン外来(初回30分は無料。じっくり時間をかけるご相談は5,500円税込)もご利用いただけます。
当院は名古屋市中区栄にあります。地下鉄「伏見駅」6番出口から徒歩2分。完全予約制の個室で、Zoomでのご相談にも対応しています。
当院の自費の被せ物は、オールセラミッククラウンが187,000円、部分的なセラミックインレーが99,000円。神経の処置が加わるときは、精密根管治療が88,000円です。
CTと口腔内スキャナーで、残っている歯の質とかみ合わせの支えを記録。そのうえで、枠と削る量、そして材料の性質をあわせてご説明します。
削る前に決められることを、削る前に。順番を守るだけで、話は落ち着きます。
よくあるご質問
大臼歯と前歯、どこまでえらべるか
Q1. 大臼歯を白い被せ物にできるかどうかは、どこで決まりますか。
使う材料の区分で変わります。ポリエーテルエーテルケトンの樹脂を用いる区分Ⅴの材料なら、すべての大臼歯が適応とされています。
区分Ⅲの材料は条件付き。おなじ側に大臼歯どうしのかみ合わせの支えがあるか、金属アレルギーの指摘を受けているときが対象です。
Q2. 前歯の被せ物も保険の範囲でやり直せますか。
前歯でえらべるのは、樹脂を直接詰める方法、表側を樹脂で覆った金属の被せ物、区分Ⅳの材料による削り出しの白い被せ物です。
ただし、上下の前歯が先端どうしで当たるときや、横に動かしたときに強く当たるときは、推奨されない条件に挙げられています。
材料の性質と、二年という期間の扱い
Q3. 保険の白い被せ物は、割れやすいのでしょうか。
セラミックにくらべると、かたさも強さもひかえめです。欠けや割れは起きやすい傾向にあります。
水を吸ってふくらむ性質もあり、着色もつきやすい。だからこそ、あつみを取れる歯かどうかを削る前にたしかめます。
Q4. 前の被せ物を入れてから一年半です。作り直すときの扱いはどうなりますか。
装着した日から二年間は、その部位の維持管理を装着した医院が受け持つ仕組みがあります。
二年のあいだにおなじ部位を作り直すと、土台の型取りから装着までの費用は維持管理料にふくまれる扱いです。原因の見立てと、どこで治療するかの判断は、わけて考えるのがおすすめです。
※お口の状態には個人差があり、適した治療や結果は人によって異なります。
※検査・診断のうえ、費用・期間・主なリスクをまとめてご説明します。ご相談の段階で治療をお決めいただく必要はありません。
監修者情報

EDEN DENTAL OFFICE (エデン デンタル オフィス)
院長 村井亮介
名古屋中区の伏見駅から徒歩2分の「エデンデンタルオフィス」では、米国補綴専門医の資格を持つ院長が、10年、20年先を見据えた精密な治療を提供します。歯科医院特有の緊張感を和らげるため、家族のように寄り添う丁寧な対話を重視。患者様の背景や「どうなりたいか」という想いを深く汲み取り、できる限りの最高の治療クオリティーを常に心掛けております。
経歴
- 愛知学院大学歯学部歯学科卒業
- 大手歯科医療法人勤務
- インディアナ大学歯学部補綴科卒業
資格
- 米国補綴専門医
所属学会
- 日本補綴歯科学会
- ACP american academy of prosthodontics member
- ITI international team
for implantology 会員 - AO academy of
osseointegration 会員
CONSULTATION 無料相談・セカンドオピニオン
インプラントをはじめ、審美補綴や義歯などの外科的治療に関するご相談を承っております。その他の治療内容についてもお気軽にお問い合わせ下さい。



