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再根管治療の費用|保険と自費

費用は「根の中」だけでは終わりません

「やり直すと、いくらかかりますか」

「やり直すと、いくらかかりますか」。当然のご質問です。ただ、この質問にひと言でお答えすると、たいてい後から食い違いが起きます。根の治療の費用だけをお伝えしても、その上に土台と被せ物が載るからです。この記事では、何にいくらかかるのかを工程ごとに分け、費用の差が何の差なのかをご説明します。当院の金額もお示しします。

まず、全体の構成からお話しします。

根の治療のやり直しは、いくつかの工程が積み上がってできています。

被せ物を外す。土台を外す。根の中の古い材料を取り除く。管の中をきれいにする。あらためて材料を詰める。土台を立てる。仮歯で過ごしていただく。最後に被せ物を作る。

このうち、いわゆる「根管治療」と呼ばれるのは、真ん中の3つだけです。前後には、外す工程と、作り直す工程があります。

ですから「根の治療はいくらですか」というご質問に答えるだけでは、実際に必要な金額の半分にも届きません。当院が最初に総額の見込みをお示しするのは、この理由からです。

もう少し具体的にお話しします。診療室で「根の治療をやり直しましょう」と言われたとき、その言葉が指しているのは真ん中の3つだけです。ところが患者さんの側では、その言葉を「この歯を元どおりにする」という意味で受け取られます。ここに、ずれが生まれます。

ずれたまま進むと、根の治療が終わった時点で「まだ被せ物の費用がかかるのですか」ということになります。これは、どちらが悪いという話ではなく、最初に全体像を共有していなかったことが原因です。ですから当院では、着手の前に工程を一つずつ並べてお見せします。

もうひとつ、費用に幅が出る理由があります。外してみないと確定しない部分があるということです。

被せ物と土台を外すと、その下でむし歯が見つかることがあります。思ったより歯が残っていないこともあります。そうすると、支えを作るための処置が加わり、期間も費用も変わります。ですから当院では、想定される追加の分も並べて、幅としてお伝えするようにしています。

そしてもうひとつ、費用を考えるときに知っておいていただきたいことがあります。やり直しは、初回の治療より手間がかかります。

初回は、何も入っていない歯を扱います。やり直しは、すでに手が入っている歯です。前に詰めた材料を取り除き、土台を外し、被せ物を通り抜けたうえで、ようやく本来の管にたどり着きます。しかも、前の治療で見落とされていた細い管を探す作業が加わることもあります。工程が増えるぶん、時間も回数も増えます。

ですから、初回の治療の金額を基準に「やり直しも同じくらいだろう」と見積もると、実際とずれます。ここも、最初にお伝えするようにしています。

支えが足りるかどうかという話は、費用に直結します(→ フェルールとは|歯を残せるかの分かれ目)。

当院の費用と、何にお金がかかっているのか

当院の金額をお示しします

当院の金額をお示しします。いずれも自費診療・税込です。

無料相談

当院の料金:無料

内容:まず状況を伺い、選べる道を並べてご説明します

セカンドオピニオン外来

当院の料金:5,500円

内容:他院で受けた説明について、資料をもとに意見を申し上げます

精密根管治療

当院の料金:88,000円

内容:根の中の処置。拡大して見ながら、唾液を遮った状態で行います

仮歯

当院の料金:4,400円

内容:治療のあいだ、噛めて見た目も保てる状態で過ごしていただくため

セラミックインレー

当院の料金:99,000円

内容:部分的に覆う詰め物

セラミックアンレー

当院の料金:132,000円

内容:噛む面の山だけを覆う。歯を大きく残せます

e.maxクラウン

当院の料金:187,000円

内容:全部を覆う被せ物(ガラス系のセラミック)

ジルコニアクラウン

当院の料金:187,000円

内容:全部を覆う被せ物。強度が要る部位に

実際の総額は、この中から必要なものを組み合わせた金額になります。たとえば、根の治療をやり直して、その上に部分的に覆う装置を入れるなら、精密根管治療と仮歯と装置の合計です。

回数についても触れておきます。根の治療のやり直しは、1回では終わりません。土台を外す回、根の中をきれいにする回、詰め直す回、そして被せ物を作る回。歯の状態によっては、きれいにする工程が数回に分かれます。通っていただく回数の見込みも、金額とあわせてお伝えしています。

ここで、よくいただくご質問にお答えします。「なぜ根の治療にこの金額がかかるのですか」。

差が出ているのは、材料ではありません。かける時間と、使う器材と、通っていただく回数です。

根の中の管は、髪の毛ほどの細さで、枝分かれし、曲がりくねっています。肉眼では入り口すら見えないことがあります。ですから、顕微鏡で拡大して見ながら進めます。唾液には細菌がいますので、治療する歯だけをゴムのシートで囲って隔離します。管の長さを機器で測り、詰め物をどこまで入れるかを決めます。

この工程を一つずつ丁寧に行うと、1回あたりの治療時間が長くなります。1本の歯に、まとまった時間を確保することになります。金額の差は、この時間の差です。

これらの条件が結果をどう変えるのかは、別に整理しています(→ 再根管治療の成功率を上げる臨床条件)。

もうひとつ、材料そのものの話もしておきます。全部を覆う被せ物では、e.max(ガラス系のセラミック)とジルコニアで金額が同じです。どちらを選ぶかは、金額ではなく部位で決めます。前歯のように透け感が要る場所か、奥歯のように強さが要る場所か。この選び分けは、費用の話とは切り離して考えていただいて構いません。

そして、部分的に覆う装置のほうが、全部を覆う被せ物より金額は抑えられます。ただ、安いから選ぶわけではありません。残っている歯が十分にあるときにだけ選べる設計です。ここを取り違えると、無理な設計になります。

保険との違いと、判断の軸をどこに置くか

保険にも、やり直しに相当する処置があります

日本の公的医療保険にも、根の治療のやり直しに相当する処置があります。感染根管処置と呼ばれるものです。窓口でのお支払いは、負担割合に応じた金額になります。

制度として決まっていることを、事実としてお伝えします。保険診療では、使える材料と、1回の処置に充てられる時間の枠が定められています。顕微鏡や立体的なレントゲンについても、算定できる条件が限られています。これは制度の設計の話であって、個々の歯科医院の姿勢の問題ではありません。

そして、根の治療のあとに入れる被せ物にも制度上の前提があります。保険で使える被せ物は、歯を一周削って全体を覆う形が基本です。ですから、噛む面の山だけを覆うという設計は、保険の枠組みでは取りにくくなります。

誤解のないように申し添えます。保険の枠組みで行う治療に問題があるという意味ではありません。制度は、多くの方が必要な治療を受けられるように設計されています。その設計のなかで、使える材料と時間の枠が決まっている、という事実をお伝えしているだけです。

もう少し具体的に、何が違うのかをご説明します。どちらを選ぶにしても、違いを知ったうえで決めていただきたいからです。

ひとつ目は、細菌を入れないための工夫です。根の治療は、管の中から細菌を減らす処置です。ところが口の中には唾液があり、唾液には細菌がいます。治療中にそれが入れば、せっかくきれいにした管がまた汚れます。

これを防ぐために、治療する歯だけを薄いゴムのシートで囲って隔離します。ラバーダムと呼ばれる方法です。当院ではこの工程を外しません。使ったかどうかで、あとで抜歯に至る危険が変わるという大規模な調査もあります。

ふたつ目は、見えるかどうかです。根の管はとても細く、枝分かれし、曲がりくねっています。肉眼では入り口すら見えないことがあります。

拡大鏡や顕微鏡で拡大すると、見落とされやすい細い管の発見率が大きく上がることが分かっています。見えていない管は、掃除できません。掃除されないまま残れば、そこから細菌が出続けます。

前に詰めた材料の取り残しも同じです。拡大して見なければ、壁に張りついた古い材料に気づけません。その下に細菌が隠れていれば、いくら洗っても薬は届きません。

三つ目は、根の先まで届いているかです。詰め物は、根の先の境目まで入れるのが理想です。手前で止まれば、その先に空間が残って細菌のすみかになります。押し出しすぎれば外の組織を刺激します。機器で長さを測り、画像で確認しながら進めることで、この精度が上がります。

そして、これらの工程はどれも時間がかかります。1本の歯に、まとまった時間を確保することになります。1回の処置に充てられる時間の枠が定められていれば、同じ工程を同じ密度で行うことは難しくなります。ここが、条件の差です。

細菌を入れない

当院の精密根管治療で行っていること:ゴムのシートで治療する歯だけを隔離し、唾液が入らない状態で進める

この工程が省かれると何が起きるか:治療中に唾液が入り、きれいにした管が再び汚れる

見る

当院の精密根管治療で行っていること:拡大鏡と顕微鏡で、管の入り口と壁の状態を確認する

この工程が省かれると何が起きるか:細い管を見落とす。古い材料の取り残しに気づけない

測る

当院の精密根管治療で行っていること:機器で根の長さを測り、画像で位置を確認しながら詰める

この工程が省かれると何が起きるか:手前で止まって空間が残る、または押し出しすぎる

時間をかける

当院の精密根管治療で行っていること:1本にまとまった時間を確保し、必要なら回数を分ける

この工程が省かれると何が起きるか:限られた時間の中で手探りに近い形で進むことになる

上を覆う

当院の精密根管治療で行っていること:セラミックを選べる。適合と形が保たれやすい

この工程が省かれると何が起きるか:境目に隙間ができやすく、そこから細菌が入る

四つ目が、じつはいちばん見落とされます。根の治療そのものより、その上に何を載せるかです。

根の中をどれだけ丁寧に治しても、上から細菌が入り続ければ結果は安定しません。1,000本以上を調べた研究でも、根の詰め物の質と同じか、それ以上に、上の被せ物の状態が根の先の健康と結びついていました。

セラミックは、変形しにくく、歯とのあいだを接着で埋められます。境目の隙間が小さいほど、細菌が入りにくくなり、その下でむし歯ができる危険も下がります。結果として、根の先に病変が戻ってくる危険も抑えられます。

一方、時間の経過とともに変形しやすい材料では、境目に隙間ができやすくなります。神経を取った歯は痛みで知らせてくれませんから、その隙間からむし歯が進んでも気づけません。気づくのは、被せ物が外れたときです。そして外れた時点では、むし歯がかなり広がっています。根の先にあらためて病変が見つかることもあります。

ここが、根の治療の費用を考えるときに、被せ物を切り離せない理由です。根の中と、その上の蓋。この2つはひとつながりで働いています。

そして最後に、再根管治療に固有の事情をお伝えします。根は、何度も削れません。

やり直しのたびに、前の材料を取り除く過程で、根の内側は少しずつ広がります。壁が薄くなれば、割れやすくなります。1回目の治療なら、うまくいかなくても次があります。2回目、3回目となると、その次の余地が減っていきます。

ですから、やり直しの場面では「今回でどこまで詰めるか」の重みが上がります。もう一度やり直せる前提で組むのか、今回を最後にする前提で組むのか。この違いが、選ぶ条件を分けます。何度もやり直してきた歯ほど、条件を整える意味が大きくなる、ということです。

ここが、私が金額の話をするときにいちばんお伝えしたい点です。

費用を比べるとき、多くの方は「今回いくら払うか」で考えます。ただ、根の治療を受けた歯で本当に効いてくるのは、その歯があと何回作り替えに耐えられるかです。

作り替えるたびに、歯は削られます。削られた歯は戻りません。全部を覆う設計を選べば、そのぶん歯は減ります。必要な範囲だけを覆う設計を選べれば、次に手を入れる余地が残ります。

神経を取った歯には、もうひとつ事情があります。痛みを感じないということです。装置の下でむし歯ができても、気づく合図が出ません。全部を覆う被せ物では境目が歯ぐきの際に隠れるため、気づくのは外れたときになります。そのとき、中のむし歯はかなり大きくなっています。

ですから当院では、金額そのものより、その設計を選んだときに歯がどれだけ残るかを軸にご説明しています。どこまで覆うかの考え方は、別にまとめています(→ 根管治療後の被せ物の選び方)。

もうひとつ、費用の話でお伝えしていることがあります。安く済ませるために覆う範囲を狭める、という決め方は当院ではしていません。どこまで覆うかを決めるのは、残っている歯の量であって、予算ではないからです。残っている歯が少なければ、全部を覆う設計にせざるを得ないこともあります。逆に、十分に残っていれば、部分的に覆う設計が選べて、結果として金額も抑えられます。

もう一点、時間の価値についてもお話ししています。やり直しの治療には、通院の時間がかかります。お仕事を調整して来ていただく方も多くいらっしゃいます。その時間をかけた結果が、数年でまた同じことになるのか、それとも長く落ち着くのか。金額だけでなく、この時間の使われ方も判断の材料になると考えています。

受診の前に、次のことを整理していただけると、お見積りが具体的になります。分かる範囲で構いません。

  • その歯は前歯ですか、奥歯ですか
  • 被せ物は入っていますか。土台は金属だと言われましたか
  • これまでに何度やり直していますか
  • いま症状はありますか
  • 以前のレントゲンや紹介状はお持ちですか

名古屋の診療室で、お見積りをどう作っているか

米国の補綴教育で学んだ、費用と予後の関係

私は米国Indiana大学大学院で補綴学を3年間学び、MSD(補綴学の修士)とCertificate in Prosthodonticsを取得しました。補綴というのは、被せ物や入れ歯で歯の形と働きを回復させる分野です。

補綴を専門にしてきた立場からお見積りを作ると、根の中の処置だけを切り出して金額をお伝えすることはできません。その上に何を載せるかまで決まらなければ、総額が出ないからです。

ですから当院では、次の順番でご説明しています。

  1. いま何が起きているか:レントゲンをお見せしながら、なぜやり直すことになったのかをご説明します
  2. 選べる道:やり直す、外科的に処置する、抜歯を含めて考える。それぞれの見込みを並べます
  3. 工程と回数:選んだ道について、何回通っていただくことになるかをお伝えします
  4. 金額の幅:確定している分と、外してみないと分からない分を、分けてお示しします

4番目を分けてお伝えするのが、私のやり方です。「だいたいこのくらいです」とまとめてお伝えすると、あとから増えたときにご納得いただけません。確定している金額と、条件によって加わる可能性のある金額を、はじめから分けておきます。

もうひとつ、当院がしていないこともお伝えしておきます。その場で決めていただくようお願いすることはしません。金額を聞いたその日に返事を求められると、冷静に比べられないからです。他の医院の説明と比べたいという方には、お渡しした資料をそのままお持ちいただいて構いません。判断の材料が増えることは、ご本人にとって良いことだと考えています。

そして、お見積りは治療の前にお渡しします。口頭でお伝えして進めることはしません。金額は、その場では覚えきれないからです。ご家族と相談される時間も要ります。持ち帰って考えていただいたうえで、決めていただければと思います。

正直に申し上げると、当院の金額は安いほうではありません。1本の歯にまとまった時間を確保し、拡大して見ながら進める分だけ、費用が上がります。ですから、金額に見合う中身があるのかを、着手の前にご説明するようにしています。何にどれだけ手をかけるのかが分からないまま金額だけを比べても、判断のしようがないからです。

保証についても、はじめにご説明します。当院ではセラミックの治療に保証制度を設けています。ただし、どんな場合でも無条件に作り直すというものではありません。定期的にお越しいただいていることが前提になります。壊れかけを早く見つけることが、結果としてご本人の負担を減らすからです。条件は書面でお渡ししています。

技工の工程まで自分の手で行ってきたことも、お見積りの精度に効いています。設計から製作まで一人で仕上げた入れ歯は100床近くになりました。どの工程にどれだけ手間がかかるかを、作る側から知っています。ですから、想定される追加を先に読み込んでおけます。

お支払いの方法についても、ご相談いただけます。まとまった金額になりますので、分けてお支払いいただく方法をご案内することもあります。ご希望があれば、初回のご相談のときにお申し出ください。金額のことで治療の選択肢が狭まるのは、できるだけ避けたいと考えています。

やり直し治療全体の費用と保証の考え方は、ハブ記事にまとめています(→ やり直し治療の費用と保証)。被せ物側の費用の考え方は(→ セラミックやり直しの費用|単価と本数の考え方)をご覧ください。

まとめ|名古屋で再根管治療の費用をお知りになりたい方へ + よくあるご質問

まとめ|費用は根の状態で変わります

再根管治療の費用は、根の中の処置だけでは終わりません。被せ物と土台を外す工程、根の中の処置、土台を立てる工程、仮歯、そして最後の被せ物。この積み上げが総額になります。

当院では精密根管治療が88,000円、仮歯が4,400円です。その上に載せる装置は、セラミックインレー99,000円、セラミックアンレー132,000円、e.maxクラウンとジルコニアクラウンが187,000円。いずれも自費診療・税込です。

金額を比べるときは、今回いくら払うかだけでなく、その設計を選んだときに歯がどれだけ残るかを見てください。作り替えるたびに歯は減り、減った分は戻りません。

そして、費用をかけてやり直す価値があるかどうかは、その歯があとどれだけもちそうかで決まります。支えになる歯が十分に残っていて、割れていなければ、かけた費用は長く働きます。支えが確保できない見込みなら、同じ壊れ方を繰り返すことになります。この見通しを、レントゲンをお見せしながらご説明します。

名古屋・伏見の当院では無料相談を行っており、セカンドオピニオン外来は5,500円(税込)です。検査と診断のうえ、お見積りは治療の前にお渡しします。Zoomでのご相談も承っています。完全予約制・完全個室で、地下鉄「伏見駅」7番出口から徒歩2分です。

根の治療のやり直し全体を先に見渡したい方は、ハブとなる記事から入っていただくと、ご自身の状況を位置づけやすくなります(→ 根管治療のやり直し(再根管治療)【完全ガイド】)。

最後にひとつ。金額の話は、聞きにくいと感じられる方が多い領域です。ですが、費用が分からないまま治療が進むほうが、ご本人にとって負担になります。無料相談の場で、遠慮なくお尋ねください。総額の見込みをお伝えするところまでは、費用をいただきません。

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よくあるご質問

Q1. 総額はいくらくらいになりますか。

選ぶ装置によって変わります。根の治療をやり直して、その上に部分的に覆う装置を入れる場合と、全部を覆う被せ物を入れる場合とでは、金額が変わります。加えて、外してみないと確定しない部分があります。ですから当院では、確定している分と、条件によって加わる可能性のある分を分けて、幅としてお示ししています。無料相談で状況を伺えば、おおよその見込みをお伝えできます。

Q2. なぜ根の治療にこの金額がかかるのですか。

材料の差ではありません。かける時間と、使う器材と、通っていただく回数の差です。管は髪の毛ほどの細さで、肉眼では入り口すら見えないことがあります。顕微鏡で拡大し、唾液を遮り、長さを測りながら進めると、1回あたりの時間が長くなります。1本の歯にまとまった時間を確保する、ということです。

Q3. 途中で金額が増えることはありますか。

可能性はあります。被せ物と土台を外したあとに、むし歯が見つかったり、支えになる歯が思ったより少なかったりすることがあるためです。この場合、支えを作るための処置が加わります。当院では、着手の前にこの可能性をお伝えし、その場合にどうするかまで決めてから始めます。始めてからご相談すると、選べる幅が狭くなるからです。

Q4. 費用をかけてやり直す価値があるのか、迷っています。

迷われるのは当然です。判断の材料としてお伝えしているのは、その歯を残したとして、あと何回作り替えに耐えられそうか、という見通しです。支えになる歯が十分に残っていて、割れていなければ、やり直す価値は高くなります。反対に、支えが確保できない見込みなら、費用をかけても同じ壊れ方を繰り返すことになります。この見通しを、レントゲンをお見せしながらご説明したうえで、決めていただければと思います。

※お口の状態には個人差があり、適した治療や結果は人によって異なります。検査・診断のうえ、費用・期間・主なリスクをまとめてご説明します。被せ物や土台を外した際に、むし歯や歯の割れが見つかり、治療計画と費用が変更になる可能性があります。掲載している金額は自由診療のもので、保険適用外となります。

関連する内容は以下のページでご説明しています。

監修者情報

EDEN DENTAL OFFICE (エデン デンタル オフィス)

院長 村井亮介

名古屋中区の伏見駅から徒歩2分の「エデンデンタルオフィス」では、米国補綴専門医の資格を持つ院長が、10年、20年先を見据えた精密な治療を提供します。歯科医院特有の緊張感を和らげるため、家族のように寄り添う丁寧な対話を重視。患者様の背景や「どうなりたいか」という想いを深く汲み取り、できる限りの最高の治療クオリティーを常に心掛けております。

経歴

  • 愛知学院大学歯学部歯学科卒業
  • 大手歯科医療法人勤務
  • インディアナ大学歯学部補綴科卒業

資格

  • 米国補綴専門医

所属学会

  • 日本補綴歯科学会
  • ACP american academy of prosthodontics member
  • ITI international team
    for implantology 会員
  • AO academy of
    osseointegration 会員

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