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セラミックやり直しの費用|単価と本数の考え方
やり直しの金額を動かしているのは、材料名ではありません
セラミックのやり直しにかかる費用は、材料の名前ではなく、どこまで覆うかと何本そろえるかで決まります。詰め物か、部分的に覆うか、全体を覆うか。名古屋・伏見の当院では、この二つを先に決めてから金額をお出しします。そしてもう一つ、料金表には出てこない対価があります。削る歯の量です。全体を覆う被せ物の形成では歯の外形の7割前後が失われるという報告があり、削った歯は戻りません。今回どれだけ削るかが、次に何ができるかを決めます。まず無料相談で構いません。
やり直しの見積りには、材料の名前が並びます。オールセラミック、ジルコニア。名前が違えば金額も違うので、材料を選ぶことが費用を決めることだと感じられると思います。
ただ、金額を動かしている要素は、もう少し手前にあります。一つめは、その歯をどこまで覆うか。二つめは、それを何本そろえるか。 この二つが決まってから、材料の話になります。
覆う範囲には段階があります。
- STEP1詰め物(インレー)
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かみ合わせの面の一部だけを埋める詰め物(インレー)。
- STEP2部分的な被せ物(アンレー)
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かみ合わせの面全体と、欠けた壁の一部まで覆うもの(アンレー)。
- STEP3被せ物(クラウン)
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そして歯の外側をぐるりと覆う被せ物(クラウン)。
後になるほど補う面積が増え、設計も製作も工程が増えるため、単価が上がります。
見積りの全体は、この単価だけでできているわけではありません。次の四つが積み上がって総額になります。
- 検査と診断
- 必要なら土台の処置
- 治療期間中の仮歯
- そして被せ物本体
ですから、単価だけを他院と見比べても、総額の比較にはなりません。どこまでが含まれた金額なのかを、先に確かめていただくのが確実です。
ここまでは料金表を見れば分かることです。料金表に書かれていない対価が、もう一つあります。削る歯の量です。
全体を覆う被せ物の形成では、歯の外形の67.5〜75.6%が失われるという報告があります。一方、部分的に覆う方法(オンレー)の形成は、全体を覆う場合より歯冠の歯質除去が20〜45%少なくて済むという報告があります。金額だけを並べて比べると、この差は視界に入りません。
そして、削った歯は戻りません。修復物を作り替える最大の原因は、修復物のまわりにできる新しい虫歯(二次う蝕)だと報告されています。作り替えるときには、その部分を含めて削り直すことになります。介入を重ねるほど破折や再発のリスクが上がり、最終的に選べる方法が減っていく流れは、「再介入の螺旋」として研究されています。被せた歯は、被せていない歯より根の治療を必要とする頻度が高いという指摘もあります。
ですから、やり直しの費用を考えるときは、「今回いくらか」と「今回どれだけ削るか」を並べて見ていただきたいのです。当院が費用の軸を残る歯質に置いているのは、この理由です。歯質は、支払えば買い戻せるものではありません。金額は工夫の余地がありますが、削った量には工夫の余地がないのです。この非対称が、費用の考え方を難しくしています。
なお、いま入っている被せ物が合わなくなっていたとしても、当時の判断が誤っていたとは限りません。虫歯の広がり方、残っていた歯質、かみ合わせの力。当時の条件では妥当だった設計が、年数の経過で条件のほうが変わることは普通に起こります。原因は一つではありません。
制度の枠についても、事実だけ触れておきます。日本には保険で使える白い被せ物があり、適用できる部位の範囲は近年広がってきました。ただし、その材料は樹脂にセラミックの粒子を混ぜたもので、自由診療のセラミックとは素材そのものが異なります。これは制度上の区分であって、どちらが良い悪いという話ではありません。使える材料と適応が定められている、という事実です。
削る量そのものをもう少し詳しく知りたい方には、別にまとめた記事があります→ セラミックのやり直しで歯はどれだけ削る?。そもそも今やり直す時期なのかを迷っている段階でしたら、判断の材料を整理した記事もあります→ セラミック交換を検討すべきサイン。
1本の単価と、本数がふえていく理由

当院の料金です。すべて税込で、1本あたりの金額です。利点と注意点を並べて載せます。
セラミックインレー
当院の料金(税込):99,000円
利点:削る範囲が小さく、歯質を多く残せる
注意点(リスク・限界):生存率は5年で90%、10年で85%という報告。10年の成功率は77%という報告もあり、欠けや再発が起こりえます
セラミックアンレー
当院の料金(税込):132,000円
利点:かみ合わせの面を覆いながら、全体を覆うより削除量を抑えられる
注意点(リスク・限界):平均生存率は93.5%という報告。壁の欠け方によっては適応から外れます
オールセラミッククラウン
当院の料金(税込):187,000円
利点:透明感を出しやすく、前歯の見た目に向く
注意点(リスク・限界):形成で歯の外形の67.5〜75.6%が失われるという報告。強い力のかかる部位では欠けが起こりえます
ジルコニアクラウン
当院の料金(税込):187,000円
利点:かたく割れにくいため、力のかかる奥歯に向く
注意点(リスク・限界):透明感は出しにくい面があります。長期の検証データはまだ十分ではありません
ジルコニアセラミッククラウン
当院の料金(税込):220,000円
利点:かたい内側の外に陶材を焼き付け、見た目と強さを両立しやすい
注意点(リスク・限界):層になっているため、表面が欠けることがあるという報告があります
ラミネートベニア
当院の料金(税込):187,000円前後
利点:削除量が全体を覆う被せ物の約4分の1から2分の1という報告
注意点(リスク・限界):歯の裏側の状態や神経の状態によっては適応から外れます
精密根管治療
当院の料金(税込):88,000円
利点:土台側の問題を先に片づけられる
注意点(リスク・限界):被せ物とは別の費用です。すべての歯に必要なわけではありません
仮歯
当院の料金(税込):4,400円
利点:期間中の見た目と機能を保ち、形を先に試せる
注意点(リスク・限界):本数と期間の分だけ加算されます
数値には幅があります。同じ被せ物でも、報告によって5年の生存率が89.0%から98.5%まで動きます。材料の順位も報告ごとに入れ替わります。ですから「この材料なら長持ちします」とは申し上げられません。材料より、覆う範囲と設計のほうが、結果を左右すると考えています。
製作の方法でも差が出るという報告があります。詰め物・部分的な被せ物では、機械で削り出す方法が5年で97%、10年で89%、陶材を盛り重ねる方法が5年で88%という数字が示されています。また、うまくいかなかった場合の内訳は、割れや欠けが4%、神経や根に関する問題が3%、まわりの新しい虫歯が1%、外れが1%と報告されています。金額の差がどこから来ているのかを考えるとき、こうした工程の違いも背景にあります。
さて、本数です。費用は単価×本数の足し算にならないことがあります。 理由は値付けではなく、設計にあります。ご希望が1本でも、条件によっては複数本のご提案になり、逆に複数本を想定して来られた方に1本で足りるとお伝えすることもあります。理由は次の三つに整理できます。
- STEP1一つめは、前歯の色の連続性です
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単独の前歯の色合わせは、歯科医師にとって最も難しい課題のひとつとされています。固定性の被せ物と隣の天然歯との色の不一致は、セラミック修復の最大63%で起こるという報告もあります。1本だけ替えると、その1本が浮いて見えることがあります。この難しさの中身は、別の記事で詳しく扱っています→ 前歯を1本だけやり直すのが難しい理由。
- STEP2二つめは、左右対称性です
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前歯は左右が対になって見えます。片側だけ形や長さを整えると、対称性が崩れて見えることがあります。そのため、2本や4本を一組として設計することがあります。設計をどう組み立てるかについては、写真と模型を使う方法をまとめています→ DSDで前歯のやり直しを設計する。
- STEP3三つめは、奥歯のかみ合わせの分散です
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1本だけを高くしたり形を変えたりすると、そこに力が集まります。集まった力は、その被せ物の欠けだけでなく、支えている歯そのものにも効いてきます。周囲の歯とのバランスを見て、隣の歯も含めて設計したほうが、力が散ることがあります。逆に、力の集まり方が確認できれば、本数を増やさずに済む場合もあります。ですから本数は、増やす方向にも減らす方向にも、検査所見から決まるものだとお考えください。
色が合わないことが今回のやり直しの理由でしたら、本数の話に進む前に確かめたいことがあります→ セラミックの色が合わないときのやり直し。
なお、保証の扱い、医療費控除、分割払い、見積りの読み方といった費用の総論は、この記事の範囲を超えます。それらは別にまとめてありますので、そちらをご覧ください→ やり直し治療の費用と保証の考え方【完全ガイド】。
安く見える計画に隠れているもの
金額を抑える方向で計画を立てること自体は、悪いことではありません。ただ、抑え方によっては、後で条件が厳しくなることがあります。
一つめは、部分的な修復で済ませる判断です。 削除量が少ないのは利点です。ただし、セラミックのインレー・アンレーの生存率は5年で90%、10年で85%、成功率は10年で77%という報告があります。全体を覆う被せ物と部分的に覆う方法を比べた研究では、1年時と3年時に統計的な差は見られませんでした。長期の直接比較はまだ足りていません。つまり「部分で足りるか」は、残っている壁の量と力のかかり方で個別に判断するしかない、というのが現状です。
逆に、全体を覆う方向で計画すると、確実に見えて安心感があります。ただしこちらにも代償があります。形成で歯の外形の67.5〜75.6%が失われるという報告に加えて、被せ物を入れた歯のおよそ15%が10年以内に歯の神経の生活力を失うという報告もあります。厚い象牙質の壁を残せれば、その頻度は下がるとも示されています。安心のために広く覆う選択が、次の治療の条件を狭めることがある、ということです。
二つめは、途中で金額が変わる場面です。 これは見積りの精度の問題というより、外してみないと分からない情報があるためです。古い被せ物を外すと、内側に新しい虫歯が広がっていたり、土台にひびが入っていたりします。根の先に問題が見つかれば、被せ物の前に精密根管治療(88,000円)が必要になることがあります。治療期間中は仮歯(4,400円)が本数分かかります。また、前歯で本数が動く可能性がある場合は、仮歯の段階で形と本数を試してから決めることもあります。だからこそ、名古屋・伏見の当院では検査と診断を先に済ませ、削る範囲を確定させてから金額をお出しします。
三つめは、作り直しても解決しない条件です。 ここが一番もったいない部分です。たとえば、歯ぐきの黒ずみは、被せ物の縁が透けている場合と、歯ぐきそのものに色が入り込んでいる場合があります。後者は被せ物を作り替えても残ります→ 差し歯の歯ぐきの黒ずみ|原因と治し方。白すぎると感じる場合も、原因が被せ物の色ではなく周囲の歯との関係にあることがあります→ 白すぎる・不自然なセラミックの直し方。形が気に入らない場合も同じで、形そのものより歯ぐきの位置が理由のことがあります→ 前歯の差し歯の「形」が気に入らないとき。
欠けたり割れたりした場合も、全部を作り直す前に、その原因が力なのか材料の厚みなのかを確かめたほうが、同じことを繰り返さずに済みます→ セラミックが欠けた・割れたときの対処。そして、やり直しには回数の限界があります。同じ歯を何度も削り直せるわけではありません→ 差し歯のやり直しは何回までできるのか。
こうして並べてみると、「安く見える計画」の落とし穴は、価格そのものではないことが分かります。落とし穴は、原因が特定されないまま範囲だけが決まってしまうことです。原因が分からないまま作り替えると、同じ結果を短い間隔で繰り返します。そして繰り返すたびに歯質は減り、次に選べる方法が狭くなります。金額の議論より前に、原因の議論をしておく価値があるのは、このためです。
ご自身の状況を整理するために、次の5点を確かめてみてください。
- 今回やり直したい理由は、見た目ですか、痛みや不具合ですか、それとも念のためですか。 理由が違えば、必要な本数も範囲も変わります。
- その歯は、これまでに何回治療していますか。 回数が多い歯ほど、残っている歯質が少なく、選べる方法が限られます。
- 前回の治療から何年経っていますか。 年数が短いのに問題が出ている場合は、力のかかり方など、被せ物以外に原因があることがあります。
- 見積りの金額に、検査・仮歯・土台の処置が含まれていますか。 含まれていない項目があると、総額の印象が変わります。
- 提案された本数の理由を、言葉で説明してもらえましたか。 本数は設計から導かれるものですので、その根拠は言葉で説明できるはずです。
私が見積りより先に、外した被せ物の内面を見る理由
私は米国インディアナ大学の大学院で補綴学を3年専攻し、MSDとCertificate in Prosthodonticsを取得しました。補綴とは、失われた歯の形と働きを人工物で補う分野です。留学中に驚いたのは、技術より診断の文化でした。原因の仮説を裏づける検査所見が揃うまで、歯を削り始めないのです。
日本に帰ってきて、この順番の意味がよく分かるようになりました。検査を先にするのは、金額を出すためではありません。削る範囲を確定させるためです。範囲が決まらないまま形成を始めると、途中で「もう少し削らないと収まらない」という判断が積み重なります。その積み重ねは、金額よりも歯質に効いてきます。
もう一つ、私には少し変わった習慣があります。通常は歯科技工士に委ねられる製作の工程まで、自分の手で行ってきました。設計から製作まで一人で仕上げた入れ歯は100床近くになります。この経験があるおかげで、外した被せ物の内面を見ると、不適合の原因が型取り由来なのか、設計由来なのかが読み取れます。
これは費用の話に直結します。原因が型取り由来なら、同じ設計のままでも精度を上げれば収まる可能性があります。設計由来なら、覆う範囲や本数の考え方から変える必要があります。前者と後者では、必要な処置も本数も変わります。ですから、内面を見る前に総額を確定させることは、私にはできません。
もう少し具体的にお話しします。内面には、その被せ物が作られたときの情報が残っています。縁の形が均一に立ち上がっているか、内側の面に厚みのむらがないか、外れた部分に接着材がどう残っているか。こうした所見は、力の問題なのか、適合の問題なのか、あるいは元々の歯質が足りていなかったのかを分けるヒントになります。分けられれば、次に必要なのが同じ被せ物のやり直しなのか、土台からの見直しなのかが決まります。決まって初めて、金額が確定します。順番を逆にすると、金額に合わせて設計を選ぶことになってしまいます。
指導医からは、「再治療は、前の治療の批判ではなく、原因の科学だ」と教わりました。誰が悪かったかを探しても、次の設計は良くなりません。何が起きたかを説明できたときだけ、次の設計が変わります。帰国後、補綴の設計やかみ合わせ、治療計画について歯科医師向けのセミナーや講演を続けているのも、この順番を共有したいからです。
日本と米国の両方の現場を経験して感じるのは、教育のどこに時間を割くかの違いです。米国の大学院では、削る手技を覚える前に、診断の組み立てに長い時間を使いました。どちらが優れているという話ではなく、力点が違うのです。ただ、やり直しという場面に限っていえば、診断に時間を配分する意味は大きいと感じています。やり直しとは、一度失った歯質の上に、さらに設計を重ねる作業だからです。
そして長く経過を追ってきて、はっきり分かったことがあります。同じ場所を短い間隔で繰り返し治療した歯ほど、残っている選択肢が減ります。 研究の言葉でいう「再介入の螺旋」を、診療室で見ている感覚です。だから私は、「今回を最後のやり直しにする」設計を、最初に時間をかけて考えます。時間をかける分だけ相談は長くなりますが、削る量は減らせることが多いのです。そして削る量が減れば、次にやり直しが必要になったとき、選べる方法が残ります。これが、費用の軸を残る歯質に置くという言葉の中身です。
前歯が欠けた状態からの治療は、範囲の決め方が特に難しい部分です→ 前歯が欠けたセラミック治療。ほかの医院で提示された計画をお持ちの方には、セカンドオピニオン外来(初回30分は無料。じっくり時間をかけるご相談は5,500円税込)をご用意しています。差し歯全般のご相談→ 差し歯やり直しのセカンドオピニオン、セラミックの不具合についてのご相談→ セラミックトラブルのセカンドオピニオン、削除量の少ない方法についてのご相談→ ラミネートベニアのセカンドオピニオンと、テーマごとに整理しています。まずは無料相談から始めていただいて構いません。
名古屋で今回を最後のやり直しにするために|まとめ

名古屋でセラミックのやり直しにかかる費用は、覆う範囲で単価が決まり、設計上の理由で本数が決まります。単価は、インレー99,000円、アンレー132,000円、被せ物187,000円から220,000円という形で、当院では公開しています。ただし本数は、値付けではなく、色の連続性・左右対称性・かみ合わせの分散という設計の条件から導かれます。
そのうえで、金額表に載らない対価をもう一度お伝えします。削る歯の量です。 全体を覆う被せ物の形成では歯の外形の67.5〜75.6%が失われるという報告があり、削った歯は戻りません。部分的に覆う方法なら削除量を20〜45%抑えられるという報告もあります。今回どれだけ削るかが、次に何ができるかを決めます。だから当院は、費用の軸を残る歯質に置いています。
判断に迷われたときは、「安いほう」でも「高いほう」でもなく、残る歯質が多いほうから検討してみてください。そのうえで、見た目や強度の条件で絞り込んでいけば、選択の順番が整理されます。まずは無料相談で構いません。お手元に他院の見積りや資料がある方は、そのままお持ちください。
残る歯質から選択肢を並べる相談は、初回無料です。他院の見積りもお持ちください。
やり直し全体の流れや、ほかの選択肢とあわせて考えたい方は、こちらにまとめています→ セラミック・差し歯のやり直し【完全ガイド】。
よくあるご質問
Q1. 4本やり直すと、単価の4倍かかりますか。
単価をそのまま本数分いただくのが基本です。ただし、実際にかかる費用は、その4本に土台の処置や仮歯が必要かどうかで変わります。逆に、ご希望が1本でも、色の連続性や左右対称性の理由で複数本のご提案になることがあります。その場合は、なぜその本数なのかを検査所見でご説明します。
Q2. 部分的な詰め物で済ませたほうが安く上がりますか。
そのときの金額は抑えられます。削除量が少ないことも利点です。一方で、セラミックのインレーの生存率は5年で90%、10年で85%という報告があり、欠けや再発が起こりえます。残っている壁の量と、かかる力の大きさによって判断が分かれます。診察でご一緒に確認しましょう。
Q3. 見積りの金額が途中で増えることはありますか。
可能性はあります。古い被せ物を外して初めて分かることがあるためです。内側の虫歯の広がりや土台の状態によっては、根の治療が加わることがあります。当院では、その可能性がある場合、着手前に「どういう所見が出たら何が加わるか」をあらかじめお伝えします。ご相談の段階で治療をお決めいただく必要はありません。
Q4. 材料はどれを選ぶのが良いですか。
一つに絞ることは難しいのが正直なところです。同じ材料でも5年の生存率が89.0%から98.5%まで報告に幅があり、順位も入れ替わります。当院では材料から入らず、残っている歯質の量、かかる力の向き、見える位置かどうかの順で絞り込みます。結果として、前歯と奥歯で違う材料をお選びいただくことがよくあります。同じ料金の選択肢が並ぶ場合も、向いている場面が違うだけで、優劣を付けているわけではありません。ご希望と条件の重なるところを、ご一緒に探していきます。金額の比較だけで決めていただく必要はありませんし、その場でお決めいただく必要もありません。まずは無料相談で、いまのお口の状態と選べる範囲を確認するところから始めましょう。
※お口の状態には個人差があり、適した治療や結果は人によって異なります。
※検査・診断のうえ、費用・期間・主なリスクをまとめてご説明します。ご相談の段階で治療をお決めいただく必要はありません。
監修者情報

EDEN DENTAL OFFICE (エデン デンタル オフィス)
院長 村井亮介
名古屋中区の伏見駅から徒歩2分の「エデンデンタルオフィス」では、米国補綴専門医の資格を持つ院長が、10年、20年先を見据えた精密な治療を提供します。歯科医院特有の緊張感を和らげるため、家族のように寄り添う丁寧な対話を重視。患者様の背景や「どうなりたいか」という想いを深く汲み取り、できる限りの最高の治療クオリティーを常に心掛けております。
経歴
- 愛知学院大学歯学部歯学科卒業
- 大手歯科医療法人勤務
- インディアナ大学歯学部補綴科卒業
資格
- 米国補綴専門医
所属学会
- 日本補綴歯科学会
- ACP american academy of prosthodontics member
- ITI international team
for implantology 会員 - AO academy of
osseointegration 会員
CONSULTATION 無料相談・セカンドオピニオン
インプラントをはじめ、審美補綴や義歯などの外科的治療に関するご相談を承っております。その他の治療内容についてもお気軽にお問い合わせ下さい。



