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金属アレルギーと銀歯の除去
症状の出ている場所と、金属の位置を先に確かめます
銀歯を外せば落ち着く、とは言いきれません。まずたしかめたいのは、症状の出ている場所と、口のなかの金属がどこにあるかの関係です。
名古屋でも、歯科金属アレルギーを心配される方からのご相談をよくいただきます。外すかどうかを決める前に、何をそろえるとよいのか。わかっていないところもふくめてならべました。
皮膚科やアレルギー科で原因の候補を調べる。症状の位置と金属の位置をみくらべる。この順番には、それなりの理由があります。
金属アレルギーは、からだが金属をおぼえてしまう反応
金属そのものが毒としてはたらくわけではありません。唾液にふれている金属からは、ごく微量の金属イオンが少しずつ溶け出します。
溶け出したイオンがからだのたんぱく質と結びつくと、免疫がそれを反応の相手として記憶します。反応が出るまでに時間のかかる、遅延型と呼ばれるしくみ。だから、いつ何が引き金になったのかをたどりにくいのです。
保険で長くつかわれてきた合金には、金、銀、パラジウム、銅、亜鉛などが入っています。入っているだけでまちがいだった、とはなりません。
制度の枠のなかで標準的に選ばれてきた材料です。当時の条件では妥当な選択がなされ、そのあとでからだの側や口のなかの条件が変わった。そういう順序で起こることもあります。
金属に反応する体質でも、入口が口のなかとはかぎらない
どのくらいの人が金属に反応するのでしょうか。広く一般の方を調べた数字では、ニッケルに反応する体質の人が11.4%、コバルトが2.7%、クロムが1.8%とされています。
ニッケルは装身具や衣服の留め具など、日ごろつかう品からふれる機会の多い金属。つまり、入口が口のなかとはかぎりません。
歯科を受診した方だけをみると、数字はもっと高く出ます。処置の前に検査を受けた方では、ニッケルが32.6%、パラジウムが17.9%、コバルトが11.6%でした。
銅は8.4%、クロムとチタンはそれぞれ7.4%です。症状のある方が検査を受けるため、高めに出ます。陽性率は、そのまま発症率ではありません。
「おぼえている」のと「いま症状の原因である」のは別
感作とは、からだが特定の金属をおぼえた状態。おぼえているのと、症状が出るのは同じではありません。
検査で陽性と出ても、それはからだがおぼえている確認どまりです。いま出ている症状の原因だと証明したわけではありません。
この区別が、すべての出発点になります。
症状は、口のなかに出るタイプと離れた場所に出るタイプに分かれる
症状の出方は、大きくふたつに分かれます。よくある訴えをならべてみます。
- 金属にふれた頬の内側や舌のふちが、白い線状やレース状に変わる(扁平苔癬様病変)
- 手のひらや足の裏に膿疱が出る(掌蹠膿疱症)
- からだのあちこちに湿疹が出る
- 口のなかで金属の味がする
- 舌がピリピリする、ヒリヒリするといった感じがつづく
はじめのひとつは、金属との位置関係を目でたしかめられます。手のひらや足の裏、全身の湿疹は、口のなか以外の要因も重なります。
舌のピリピリは、口の乾燥や飲んでいるお薬の影響、噛み合わせによる粘膜への刺激でも起こります。症状の名前だけでは、原因をひとつに決められません。
年月による変化もみておきたいところです。歯ぐきが下がって境目が見えてきたり、境目にわずかなすき間ができたり。保険の詰め物や被せ物は、平均6〜7年で境目や内側にむし歯が再発すると言われています。
長い年月を経た銀歯に何が起きているかは、別の記事に整理しました→ 20年前の銀歯はどうなっている?経年変化。金属のせいだとおもっていた不快感が、境目から進んだむし歯や歯ぐきの炎症だった、という場面もあります→ 二次カリエス(被せ物の下の虫歯)とは。
最初にするのは、検査をふやすことではありません。症状がどこに出ているか、そこに金属がふれているか。まずは、このふたつから。
ここがはっきりしないうちは、つぎの一手もきまりません。あせらずに、いまわかっていることをならべるところから。
検査で分かること、分からないこと

パッチテストの結果は、外すかどうかの答えそのものではありません。何がどこまでわかるのか、先に整理しておきます。
パッチテストは皮膚科・アレルギー科で受ける検査
背中に試薬を貼り、48時間おいてから外します。そのあとも日を置いて、国際的な基準で判定します。
歯科でつかわれる金属をふくめて16種類ほどを調べられるとされています。伏見の当院では実施していません。
ではなぜ、歯科で完結しないのでしょうか。口の粘膜と皮膚とでは、条件がずいぶん違うからです。
- 口の粘膜は、皮膚にくらべて免疫の反応が弱い
- 口のなかと試薬とでは、金属イオンの濃さや酸性度の条件が違う
- 偽陽性、偽陰性、金属とは関係のない刺激反応が起こり得る
- アトピー性皮膚炎のある方では、金属に刺激反応が出やすい
- 陽性の金属名はわかっても、いま出ている症状の原因までは決まらない
- 皮膚での反応の強さが、そのまま口のなかの症状の強さには結びつかない
陽性でも変わらない方がいて、陰性でも半数以上が落ち着いている
いちばんたいせつな数字をお示しします。歯科材料による口のなかや全身の症状を訴えて受診した大人を追いかけた報告では、金属を外したあとに落ち着いたのは、検査が陽性だった方で82%。陰性だった方でも54%でした。
陽性でも変わらない方がいて、陰性でも半数以上が落ち着いている。検査の結果は判断の材料のひとつであって、答えそのものではありません。
陰性でも半数以上が落ち着いた、という数字の読み方には幅があります。検査が拾いきれなかった可能性、金属といっしょに別の要因も取りのぞかれた可能性、そして自然の経過。どれかひとつには決められません。
だからこそ、外す前と後で何がどう変わったのかを、写真や記録に残しておく意味があるのです。
金属にふれている粘膜の病変ほど、置き換えで変わりやすい
口の粘膜の病変については、方向のそろった報告があります。金属の詰め物を別の材料に置き換えたあとの経過です。
病変が金属に直接ふれている歯ほど、落ち着きやすいとされています。検査が陽性だったとき、そしてセラミックや金合金に置き換えたときにも、変化は大きめでした。
反対に、金属とふれていない位置の扁平苔癬では、置き換えてもほとんど変わらなかったという報告も。置き換えにつかわれた材料はさまざまです。グラスアイオノマー、コンポジットレジン、セラミック、金合金など。
材料の名前だけで結果が決まるのではありません。病変と金属の位置関係のほうが、結果とよく対応していました。
置き換えで変わりやすいのは、金属にふれている病変。材料の名前よりも、位置関係のほうが結果とよく対応していました。ただし、外さなかった方とくらべる形ではたしかめられていません。
ですから「これでよくなる」と言いきれる話ではありません。よくなりやすい向きがある、というくらいの受けとめかたで。
効果が大きくみえやすい、という注意もそえられています。全身の症状については、もっと慎重に読みたいところ。
手のひらや足の裏に膿疱が出る症状で、歯科金属を外して落ち着いたのは9人のうち3人でした。数としては、そう多くありません。
一方、歯の内側や根の先の感染を処置したほうは、70人のうち44人が落ち着いています。歯科金属アレルギーが主な原因ではない、という見方もあります。
歯科にできるのは、金属を外すことだけではありません。判断につかえる道具は、それぞれ性格が違います。ひとつずつならべてみます。
問診と経過の聞き取り
主にわかること:症状と治療歴の前後関係
利点:器具をつかわず候補をしぼれる
注意点:同じころに複数の変化があると分けられない
症状の位置と金属の位置関係
主にわかること:ふれているかどうか
利点:落ち着きやすい条件と直結する
注意点:離れた場所の症状にはつかえない
パッチテスト(皮膚科・アレルギー科)
主にわかること:金属への感作の有無
利点:候補を金属名までしぼれる
注意点:陽性は原因の証明にならず、偽陽性も起こり得る
写真と記録による経過観察
主にわかること:変化の向き
利点:歯を削らずに情報が増える
注意点:判断までに時間がかかる
症状にふれる金属から段階的に外す
主にわかること:除去と症状の対応
利点:変わらなければ、そこで止められる
注意点:期間が延び、判定に数か月かかる
一度にすべて外す
主にわかること:全体への影響
利点:短い期間で終えられる
注意点:変わらなかったとき、歯質をもどせない
外したあとに何を入れるかも、同時に考えます。歯の色に近い材料には、保険の枠内でつかえるものと自費のものがあり、適応や性質が異なります→ 保険の白い歯(CAD/CAM冠)とセラミックの違い。
白くする方法ぜんたいの選択肢は、別の記事にまとめました→ 銀歯を白くする方法と費用。
検査は候補をしぼる道具。外すかどうかを決める道具ではありません。位置関係と経過の記録をあわせて、はじめて見通しが立ちます。
外しても変わらないことがあります
外せば落ち着く、とはかぎりません。変わりにくい条件と、外すときに失うものを先にみておきます。
変わりにくい条件は、大きくよっつ
正直にお伝えします。検査が陽性だった方でも、2割近くは外したあとも変わっていませんでした。
栄でご相談を受けるときも、外す前にたしかめる順番は変わりません。変わりにくい条件が、いくつかわかっているからです。
- 症状が、金属とふれていない場所に出ている
- 原因の金属がしぼり込めておらず、置き換えた材料に同じ金属が入ってしまう
- 原因の入口が口の外にある(装身具や衣服の留め具、日ごろつかう品との接触)
- 口のなかに、金属より先にたしかめるべき点が残っている
- 境目のすき間が残ったままで、汚れや細菌の入口が変わっていない
口の粘膜の病変では、金属に直接ふれている歯ほど落ち着きやすいと報告されています。裏を返せば、離れた位置の病変では、置き換えても変化がとぼしいことがあります。
一般の方でも、ニッケルに反応する体質が1割前後という数字がありました。口のなかだけを整えても、ふれる機会は残ります。
外す前に、置き換える材料の成分までたしかめておく。ここをとばすと、同じ道をくり返してしまいます。
金属より先に、口のなかの感染をたしかめる
口のなかの環境を先に整えることで、変わることもあります。手のひらや足の裏に膿疱が出る症状で、その差がはっきり出ていました。
金属を外したときよりも、歯の内側や根の先の感染を処置したときのほうが、落ち着いた方の割合は大きくなっています。
金属より先にたしかめるべき点が残っていないか。この視点はもっておきたいところです。
外す作業そのものにも、歯を削る代償がある
被せ物や詰め物を外してつくり直す工程では、接着していた面と、そのまわりの歯質をいくらか失います。同じ場所を短い間隔でくり返し治療した歯ほど、次に選べる方法は減っていきます。
どのくらい削ることになるのかは、別の記事に整理しました→ セラミックのやり直しで歯はどれだけ削る?。
外す作業には、粉塵や金属片への配慮も要ります。内側の状態が読めないまま進むむずかしさも→ 銀歯を外すときのリスクと配慮。
強い力のかかる奥歯では、材料の選び方も条件になります。噛む力に対する強さと、確保できる厚み。厚みが足りないまま置き換えれば、割れや欠けという別の問題が起こり得ます→ 奥歯の銀歯やり直し|強度優先の素材選び。
判定までに数か月。急がないほうが歯質は残る
向かないと考える場面もあります。見通しがまだ立っていない段階で、症状の出ていない歯まで一度にすべて外す計画。効果がなかったとき、失った歯質はもどりません。
材料を替えたあとの条件もみておきます。金属をふくまない材料にしても、境目にすき間が残れば、そこから汚れや細菌が入り込みます。
金属をやめることと、境目の適合を整えること。べつべつの課題です。どちらか一方だけでは、同じ場所での再治療が続いてしまいます。
判定までの時間もみこんでおきましょう。全身の症状では、原因となる金属を取りのぞいたあと12か月以内に落ち着いたという記載があります。ただし、一部の方の経過をまとめた記載です。
外すかどうかを考えるとき、たしかめておきたい点
ひとつでも空いていたら、そこをうめてからでも遅くはありません。
- 症状の出ている場所に金属がふれているか:ふれている歯ほど落ち着きやすいと報告されています
- 皮膚科・アレルギー科での見立てがあるか:全身の症状は歯科だけでは判断できません
- 口のなか以外の金属とのふれあい:装身具や日ごろつかう品との接触が続いていないかをみなおします
- その歯にどれだけ歯質が残っているか:残りが少ない歯ほど、外す判断は重くなります
- 外したあとに何を入れるかまで決まっているか:成分と厚みまでふくめて決めます
そろわないうちは、間隔を決めて経過をみるという選択肢もあります。急がないほうが、歯質は残ります。数週間で結論が出る話ではない、とお考えください。
所見が揃うまで、私は歯を削り始めません
いちど外せば、あとから取り消せません。だから私は、原因の見当を裏づける所見がそろうまで、歯を削りはじめません。
「再治療は前の治療の批判ではなく、原因の科学」
私は米国インディアナ大学大学院の補綴科で3年学び、修士(MSD)と補綴の専門課程を修了しました。そこで身についた習慣のひとつが、この進め方です。
指導医からくり返し言われたのは、「再治療は、前の治療の批判ではなく、原因の科学だ」という言葉。壊れ方を分類し、原因の見当を立ててから手をつける、という順序です。
金属アレルギーが疑われる場面でも、同じ順序で考えます。銀歯のせいだと決める前に、別の説明が成り立たないかをひとつずつたしかめます。
境目のすき間、内側で進んだむし歯、噛む力の集中、歯ぐきの炎症。どれかが当てはまれば、その処置だけで症状が落ち着くこともあります。
診断の主導権を、歯科が抱え込まない
診断そのものは、皮膚科やアレルギー科の領域です。当院では、パッチテストのような皮膚科的な検査はおこなっていません。
私が担当するのはみっつ。口のなかの所見を整理して言葉にする。どの歯にどの材料が入っていて、症状の位置とどうふれているかを記録して共有する。
そして、外すと決まったときの設計。この線引きを最初に共有しておくと、そのあとの話が進めやすくなります。
外した被せ物の内面と、同じ日の写真が判断を助ける
外した被せ物の内面をみる作業も欠かしません。口のなかに入っているあいだは見えなかった面が、外した瞬間にすべて見えるようになります。
内面の状態からは、合っていなかった原因が型取り由来なのか設計由来なのか、ある程度読みとれます。境目にズレがあれば、そこから唾液が入り込み、金属が溶け出しやすい環境になっていたと考えられます。
記録の残し方についてもふれておきます。症状の出ている粘膜と、そこにふれている材料の位置を、同じ日の写真として残す。
数か月後にみかえしたとき、変化があったかどうかを記憶ではなく画像でたしかめられるからです。くらべる材料を先に用意しておくかどうかで、あとからふり返れる情報量が変わります。
仮歯の期間を、判断の時間としてつかう
私は技工の工程まで自分の手でおこないます。設計から製作までひとりで仕上げた入れ歯は、100床近く。
つくる側を経験していると、置き換える材料に要る厚みや、力の受け方の設計が、机上の話ではなく手の感覚として残ります。金属をふくまない材料へ置き換えるとき、その感覚が判断を助けてくれます。
段階的に進める方法もあります。症状にふれている金属から外し、仮歯(4,400円)の状態で経過をみてから、最終的な材料を決める進め方です。
- STEP1症状にふれている金属から外す
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どの歯からはじめるかは、症状との位置関係と、噛み合わせへの影響が小さい順で決めます。順番を先にきめておくと、あとからふり返るときにも役立ちます。
- STEP2仮歯の状態で経過をみる
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仮歯の期間は金属をふくまない状態になりますので、変化があるかどうかをみる時間を確保できます。ここで急がないことが、のちのち効いてくるのです。
- STEP3最終的な材料を決める
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変化がなければ、そこで立ちどまることもできます。むりに先へ進める理由はありません。そのまま仮歯で過ごしていただく、というえらび方もできます。
交換の手順そのものは、別の記事に整理しました→ 銀歯からセラミックへの交換手順(他院の銀歯もOK)。
名古屋で長く経過を追ってきて、わかった点があります。同じ場所を短い間隔でくり返し治療した歯ほど、残っている選択肢が減っていく。ですから費用を考えるときも、金額そのものより「どれだけ歯質が残るか」を軸に置いていただきたいのです。
帰国後は、補綴の設計や噛み合わせ、治療計画について、歯科医師向けのセミナーや講演もおこなってきました。日米どちらの現場も経験しましたが、優劣の話ではありません。
とくに違いを感じたのは、検査を足す順番でした。所見が足りないときに検査をふやすのではなく、いま得られている所見がひとつの方向を指すまで待つ。この待ち方が、歯質を守る方向にはたらきます。
名古屋で確かめてから決めても、遅くはありません

名古屋で歯科金属アレルギーが心配なとき、いちばん先にするのは銀歯を外すことではありません。みっつをそろえてから考えます。
外すかどうかの前に、そろえたいみっつ
症状がどこに出ていて、そこに金属がふれているのか。皮膚科やアレルギー科での見立てはどうか。原因の候補となる金属はしぼれているのか。
検査が陽性でも変わらなかった方がいて、陰性でも半数以上が落ち着きました。検査の結果だけでは答えが出ないからです。
除去は取り消せません。同じ場所をくり返し治療した歯ほど、次に選べる方法は減っていきます。
費用を考えるときも、金額より「どれだけ歯質が残るか」を軸にしてください。銀歯のやり直しぜんたいの流れは、まとめ記事に整理しました→ 銀歯やり直し完全ガイド|名古屋で白い歯に替える方法と注意点。
まずは無料相談でかまいません。いま何がわかっていて、何がわかっていないのか。その線引きからはじめられます。
他院での説明を整理したいときは、セカンドオピニオン外来(初回30分は無料。じっくり時間をかけるご相談は5,500円税込)もご利用いただけます。おいそぎでなければ、しばらく様子をみていただいてもかまいません。
よくあるご質問
検査を受ける場所と、外していく順番
Q1. パッチテストはどこで受けられますか。
皮膚科やアレルギー科でおこなわれる検査です。当院では実施していません。
背中に試薬を48時間貼り、外したあと日を置いて数回に分けて判定します。歯科でつかわれる金属をふくめて16種類ほどを調べられるとされています。ご希望があれば、口のなかにどの材料が入っているかを整理した情報をお渡しします。
Q2. 陽性と出たら、銀歯は全部外したほうがよいのでしょうか。
一度にすべて外すのが前提にはなりません。症状にふれている金属から段階的に外し、変化をみる進め方があります。
変わらなければ、そこで止める判断もできます。段階的に進めると期間は延びますが、変わらなかったときの損失は小さくなります。本数が多いと期間と負担が大きくなりますので、順番と区切りを決めてからはじめます→ 銀歯やり直しの本数が多い場合の計画。
全身の症状と、置き換えたあとの費用
Q3. 銀歯を外せば、手のひらや足の裏の症状は治りますか。
治るとは言いきれません。手のひらや足の裏に膿疱が出る症状で、歯科金属を外して落ち着いたのは9人のうち3人でした。
歯の内側や根の先の感染を処置したほうは、70人のうち44人が落ち着いています。皮膚科と連携しながら、歯科側でできることを順番にたしかめていく形になります。
Q4. 金属をつかわない材料に替えるときの費用を教えてください。
当院ではセラミックインレーが99,000円、セラミックアンレーが132,000円です。オールセラミッククラウンとジルコニアクラウンは187,000円、内側の神経の処置が要るときの精密根管治療は88,000円です。
ジルコニアセラミッククラウンは220,000円。経過をみる期間につかう仮歯は4,400円です。どの歯にどれが向くかは、残っている歯質の量と噛む力のかかり方で変わります。
※お口の状態には個人差があり、適した治療や結果は人によって異なります。
※検査・診断のうえ、費用・期間・主なリスクをまとめてご説明します。ご相談の段階で治療をお決めいただく必要はありません。
監修者情報

EDEN DENTAL OFFICE (エデン デンタル オフィス)
院長 村井亮介
名古屋中区の伏見駅から徒歩2分の「エデンデンタルオフィス」では、米国補綴専門医の資格を持つ院長が、10年、20年先を見据えた精密な治療を提供します。歯科医院特有の緊張感を和らげるため、家族のように寄り添う丁寧な対話を重視。患者様の背景や「どうなりたいか」という想いを深く汲み取り、できる限りの最高の治療クオリティーを常に心掛けております。
経歴
- 愛知学院大学歯学部歯学科卒業
- 大手歯科医療法人勤務
- インディアナ大学歯学部補綴科卒業
資格
- 米国補綴専門医
所属学会
- 日本補綴歯科学会
- ACP american academy of prosthodontics member
- ITI international team
for implantology 会員 - AO academy of
osseointegration 会員
CONSULTATION 無料相談・セカンドオピニオン
インプラントをはじめ、審美補綴や義歯などの外科的治療に関するご相談を承っております。その他の治療内容についてもお気軽にお問い合わせ下さい。



