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歯医者に相談だけで行ってもいいです|無料相談という入り口
相談だけの受診はできます
歯科医院に電話をかけようとして、用件が言えずに切ってしまう。「治療してほしい」とは言えないし、「相談だけ」と言っていいのかも分からない。ここで止まっている方に、先に答えをお伝えします。相談だけで来ていただいて構いません。当院には無料相談という枠があり、口の中を見せずに、話して帰っていただけます。この記事では、その回でできることとできないこと、そして予約のときに何と言えばよいかを書きます。
この記事でわかること
- 口を開けずに話して帰る回を、初診として設定できると分かります
- 予約のときに何と言えばよいかが分かります
- その回で決まること、決まらないことが分かります
- この受け方が向かない場面が分かります
当院の無料相談は、話すためだけの時間です
当院には無料相談という枠があります。文字どおり費用はかかりません。カウンセリングルームは完全個室で、診療室の音や匂いから離れた場所にあります。
この回では、器具を口に入れません。お口の中を拝見するかどうかも、その場でご相談して決めます。見せたくないとおっしゃる方に、無理にお願いすることはありません。その日に治療を決めていただく必要もありません。話を聞いて、持ち帰っていただいて構いません。
遠方の方や、院内に入ること自体に抵抗のある方には、Zoomでの相談も承っています。
予約のときは、こう言っていただければ通じます
電話で困るのは、多くの場合、用件の言い方です。次のどれかで伝わります。
- 「相談だけでお願いします」
- 「口の中は見せずに、話だけしたいです」
- 「何年も行っていないので、まず相談させてください」
Webからのご予約でも同じです。備考欄に「相談のみ希望」と一行いただければ、こちらで枠を用意します。電話が苦手であれば、Webのほうが負担は少ないと思います。
理由を説明していただく必要はありません。「相談だけ」の一言で、こちらは準備できます。
怖いのは、痛みだけではありません
歯科に強い怖さを持つ方は、成人のおよそ1割いると報告されています。珍しいことではありません。
ただ、その中身は痛みだけではありません。診療室でよくうかがうのは、次の二つです。
ひとつは、口の中を見られること自体への抵抗です。何年も行っていない口を見られるのが恥ずかしい、何か言われるのではないか、という不安です。これは痛みへの対策では解消しません。見ない回を作るしかありません。
もうひとつは、自分で止められないという感覚です。倒された椅子の上で、口を開けたまま、いつ終わるか分からない。この感覚が怖さの中心にある方は少なくありません。止め方を先に決めておけば、ここは変わります。
無料相談で、何を話すのか
話す順番は決めていません
何から話していただいても構いません。まとまっていなくても大丈夫です。「どこから話せばいいか分からない」と言っていただければ、こちらから順に伺います。
ご家族と一緒に来ていただいても構いません。ご本人が言いにくいことを代わりに話していただける方がいると、進みやすくなることがあります。
聞きたいことをメモにしてお持ちいただくのも有効です。その場で思い出せずに帰ってから気づく、ということが減ります。他院で受け取った資料があれば、それも見ながら話せます。
こちらから伺うこと
三つです。いま何に困っているか。通えなかった経緯。そして、どうなりたいか。
二つめについて補足します。経緯を伺うのは、これまでを評価するためではありません。何年空いたか、どこで止まったかが分かると、これから何をどの順番で行うかが決めやすくなるからです。叱ることはありません。話したくないことは話さなくて構いません。
三つめは、意外と決まっていない方が多い項目です。痛みをなくしたいのか、見た目を戻したいのか、硬いものを噛めるようになりたいのか。ここが決まると、進め方の候補が絞れます。
はっきりしていなくても構いません。「何がどうなれば楽になりそうですか」と伺いながら、一緒に言葉にしていきます。人前で口を開けられるようになりたい、という答えでも十分です。
こちらからお伝えできること
一般的な進め方の候補と、それぞれにかかるおおよその段階。苦手なことへの対応。そして、途中で止める方法です。
苦手なことは、具体的に挙げていただけると対応を並べられます。音が苦手、匂いが苦手、器具が口に入ると吐きそうになる、過呼吸になったことがある。それぞれに手立てがあります。
過去に嫌な思いをされた治療があれば、それも教えてください。何が嫌だったのかが分かれば、同じことを繰り返さない進め方にできます。
決まらないこと、この受け方が向かないとき
見ないままでは、出せない答えがあります
無料相談でできることには線があります。
| できること | できないこと |
|---|---|
| 経緯と希望を伺う | いまの状態を確定する |
| 一般的な進め方の候補をお伝えする | この方に必要な治療を決める |
| 苦手なことへの対応を並べる | 費用と期間をお出しする |
| 次に何をするかを決める | その日に処置を行う |
※スマートフォンでは表を横にスクロールできます
費用と期間は、検査をしないと出せません。「だいたいいくらですか」というご質問には、この段階では一般的な幅しかお答えできません。見ないまま金額をお伝えするのは、かえって不誠実だと考えています。
「歯を抜くことになりますか」というご質問も同じです。見ないうちは答えられません。ただ、どういう場合に抜くことになるのか、どういう場合なら残せるのか、という一般的な考え方はお伝えできます。
痛みや腫れがあるときは、順番が変わります
いま痛みがある、腫れている、噛めないほど困っている。この場合は、話す回を挟んでいる余裕がないことがあります。応急の処置を先に行い、落ち着いてから設計の話に入ります。
予約のときに「痛みがあります」と一言いただければ、こちらで判断します。痛みを我慢したまま相談の枠で来ていただくより、そのほうが早く楽になります。
話す回を重ねること自体が、先延ばしになることもあります
正直にお伝えします。話すだけの回は、何度でも使えるものではありません。
一度話して落ち着いた方が、二度め三度めと相談を重ねるうちに、検査に進まないまま時間が過ぎることがあります。怖さは減らず、口の中の状態だけが進みます。
ですので、二度めの相談では「次に何をするか」を一緒に決めます。その日に検査をするのか、次回にするのか、まだ待つのか。決めておけば、先延ばしと区別がつきます。
いまの怖さがどの程度かを、ご自身で確かめる方法もあります。
実際に治療を終えられた方がどう進んだかは、別の記事にまとめました。
私が、最初の時間を説明と質問に使う理由
ゴールを決めずに走り出さない
米国インディアナ大学大学院の補綴科で学んだとき、治療計画の授業で繰り返し扱われたのは、個々の歯の治し方ではなく、何をどの順序で決めるかでした。完成形を先に決めて合意してから、最初の一本に着手する。この順番が徹底されていました。
最初の時間を説明と質問に使うのは、その考え方の一部です。急いで処置に入っても、ゴールが共有できていなければ途中で作り直しになります。
長く通院から離れていた方の場合、口の中の問題は一つではないことがほとんどです。どこから手をつけるかで、かかる期間も負担も変わります。順番を決めるための時間だと考えていただければと思います。
説明は、その場で半分以上こぼれる前提で組み立てます
診療室で聞いた説明を、患者さんが全部覚えて帰れることはありません。私自身、説明したつもりのことが伝わっていなかった経験を何度もしています。
ですので、その場で全部を理解していただくことは目指していません。持ち帰って考えられる形にしてお渡しし、次にお会いしたときにもう一度確認します。分からなかったところを、あとから聞き直していただいて構いません。
話した内容は、こちらで書いてお渡しします。ご家族に相談される場合も、口頭で伝え直すより、紙があるほうが正確に伝わります。
話す場所そのものを分けています
当院のカウンセリングルームは完全個室です。診療室は半個室で、隣の話し声や器具の音が届きにくい作りにしています。
相談の回に診療室へお通しすると、それだけで身構えてしまう方がいらっしゃいます。ですから話す回は、話す場所で行います。
椅子も倒しません。向かい合って座って話すだけです。診療室に入らずに帰っていただくこともできます。
体への負担を減らす手段も、この時間に並べます。付き添いの方に入っていただくこと、眠っているような状態で受けること、麻酔の効かせ方、一回の時間を短くすること。どれも先に決めておけます。
まとめ|名古屋で歯医者に相談だけの受診を考えている方へ
相談だけで歯科医院に行くことはできます。当院の無料相談は費用がかからず、完全個室で、口の中を見せるかどうかもその場で決めていただけます。その日に治療を決める必要もありません。
予約のときは「相談だけでお願いします」と言っていただければ通じます。理由の説明は要りません。
その回で決まるのは、次に何をするかまでです。いまの状態や費用、期間は、検査をしないと出せません。痛みや腫れがある場合は、先に処置を行うこともあります。
怖さを抱えたまま通院を再開する道筋は、まとめ役の記事に整理してあります。
よくあるご質問
Q1. 相談だけで帰ると、怒られたり嫌な顔をされたりしませんか。
ありません。相談だけの回は、こちらが用意している枠です。断られる前提で電話をかけていただく必要はありません。その日に治療を決めていただく必要もなく、話を聞いて持ち帰っていただいて構いません。何年空いていても、うかがうのはこれからのことです。
Q2. 口の中を見られたくないのですが、それでも予約していいですか。
予約していただいて構いません。見せるかどうかは、当日その場で決めていただきます。話してみて「今日は見せてもいい」と思われたら拝見しますし、無理だと思われたらそのままで結構です。予約のときに「口の中は見せずに話だけしたい」とお伝えいただければ、こちらもそのつもりで準備します。
Q3. 相談だけの回は、何回まで使えますか。
回数の上限は決めていません。ただ、二度めからは「次に何をするか」を一緒に決めるようにしています。相談を重ねるうちに検査に進まないまま時間が過ぎると、怖さは減らないのに口の中の状態だけが進んでしまうためです。まだ待つという決め方でも構いません。決めておくこと自体に意味があります。
Q4. 電話で用件をうまく説明できる自信がありません。
「相談だけでお願いします」の一言で通じます。それも言いにくければ、Webからのご予約で備考欄に「相談のみ希望」と書いていただくだけで結構です。当日も、話す順番はこちらから伺いますので、まとめてきていただく必要はありません。Zoomでの相談も承っています。
※お口の状態には個人差があり、適した治療や結果は人によって異なります。検査・診断のうえ、費用・期間・主なリスクをまとめてご説明します。無料相談は無料、セカンドオピニオン外来は5,500円(税込)です。当院は名古屋市中区栄、地下鉄「伏見駅」7番出口から徒歩2分にあります。完全予約制で、Zoomでのご相談にも対応しています。
監修者情報

EDEN DENTAL OFFICE (エデン デンタル オフィス)
院長 村井亮介
名古屋中区の伏見駅から徒歩2分の「エデンデンタルオフィス」では、米国補綴専門医の資格を持つ院長が、10年、20年先を見据えた精密な治療を提供します。歯科医院特有の緊張感を和らげるため、家族のように寄り添う丁寧な対話を重視。患者様の背景や「どうなりたいか」という想いを深く汲み取り、できる限りの最高の治療クオリティーを常に心掛けております。
経歴
- 愛知学院大学歯学部歯学科卒業
- 大手歯科医療法人勤務
- インディアナ大学歯学部補綴科卒業
資格
- 米国補綴専門医
所属学会
- 日本補綴歯科学会
- ACP american academy of prosthodontics member
- ITI international team
for implantology 会員 - AO academy of
osseointegration 会員
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